日本の犬のしつけはピンキリ | JOYJOY〇JAPAN
子供の頃から犬が大の苦手です。
子供の頃は自分の体が小さい分、余計に犬を怖く感じていました。
路上で散歩している犬がいると、とにかく怖くて、どうやってやり過ごすか?ということで頭がいっぱいになっていました。
犬が前を歩いていれば十分な距離をとって歩く、向うから来たら違う道に行く、優しい大人がいたら大人の陰に隠れるようにして歩く、前にいる犬が立ち止まっていたら走って追い越し大急ぎで歩いて立ち去る、など、必死で対応しており、よくからかわれました。
特にカーブした道の前方から「ハアハア」という犬の喘ぎ声が聞こえてくるのは恐怖で、必死で走って逃げていました。
「飼い主がつないでいるから怖くないでしょう」とよく言われましたが、飼い主はこちらの恐怖感など全く理解していないので、絶対信用ならないと思っていました。
「小さいから怖くないでしょう」という言葉は、急に飛び掛かられる確率はサイズに関係ないので意味をなさないと感じました。
さすがに大人になると、気を付けたい犬を見分けられるようになり、人の目も意識せざるを得ず、昔に比べれば大人しい犬が増えたこともあって、あからさまに避けることはなくなりました。
最近は、行儀のよい犬の方が多くなってきた気がします。
それでも体調が悪い時などは、違う道を通ってでも犬を避けています。
ヨーロッパに海外旅行へ行った際、犬の行儀が良いことに驚きました。
こんな犬ばかりなら、怖くない!と思いました。
ヨーロッパの犬は他人に関心を示さず、無駄に道を蛇行・斜行せず、飼い主とちょうど良い距離を保って歩き続けます。
日本の飼い主も、ヨーロッパのように犬をしつけてくれれば、ここまで自分の犬嫌いもひどくならなかったかもしれないと感じました。