忍者ハットリくん、服部半蔵の子孫だった!名は「ハットリカンゾウ」 | JOYJOY〇JAPAN
<♪どんぐりマナコにへの字口 くるくるホッペに覆面姿>。
アニメ「忍者ハットリくん」のOP曲冒頭の歌詞ですが、
ここですでに人相がバッチリ割れてるんですよね。
”覆面姿”と歌っているんですが、顔は全開だったりします。忍者なのに(笑)。
ただ、敵は甲賀のケムマキくんたちで、斬った張ったの戦いではなく、
かわいい勝負の連続なので許される設定。
わたし、この「忍者ハットリくん」アニメで、
忍者の存在を生まれてはじめて意識したのを覚えてます。
忍術にどんなものがあるのかも、このアニメで知ったクチ。
ただハットリ君はギャグアニメなので、
忍法内容はちょっとアヤシイものもありますが(チクワで望遠したりとか)、
風呂敷で空を飛んだり、屋根の上を走ったり、天井に張り付いたり。
すごくわくわくする世界観がそこにありました。
最近では「NARUTO(ナルト)」とか「あずみ」とか「忍たま乱太郎」とか
オシャレで可愛い忍者アニメや漫画がいっぱい出てますが、
私の記憶の中では「忍者=ハットリくん」のまま、時が止まってる感じです。
それだけ印象深かったんでしょうね、ハットリくん。
「拙者」や「ござる」などの忍者言葉も、ハットリくんで学んだものばかり!
ちなみに、設定ではこのハットリ君、
あの超有名な伊賀忍者・服部半蔵の子孫だというからオドロキです。
設定では10才。天才的な忍術を体得した少年だったんですね~。
<♪ちくわよちくわ どうしてお穴があいてるの?>
という歌いだしのハットリくん・エンディング曲。なんというラブリーさ・・・!
私、個人的に犬の獅子丸が大好きでした。
こよなく竹輪を愛しているモフモフの犬。額にはオシャレな剣菱マークが!
伊賀の忍者犬ということで、やりたい放題やってましたね~懐かしい!
獅子丸はなんとも呑気な犬で、
竹輪の穴は「向こうをのぞいて見るための穴」と言ってはばからない(笑)。
けれど、幼い私は気になって、
竹輪の穴の理由を母親にたずねると、
「竹輪を焼くときにできる穴やろ?」と味も素っ気もないマジメ回答をもらい、
ちょっと切なくなったのを覚えています。
さすがは藤子不二雄Ⓐ先生、ギャグ漫画だけど設定はちゃんと和風にしてあるんですね!
なんだか感動です。ニンニン。