出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/
【運動会の日を思い出す!日本の国旗=日の丸弁当の思い出】
白地に赤丸。
これを見ると、「ああ、運動会だなぁ・・・」って反射的に思ってしまう。
運動会の日には、青空に巨大な日の丸がたなびき、
国歌斉唱、準備体操、選手宣誓を、この日の丸の旗の下でおこなう。
そういえば運動会のお昼ごはんのお弁当は、必ず日の丸弁当でした。
椎名林檎の『NIPPON』の歌にもあるように、
”「ハレ」と「ケ」の往来”がこの中にある。
ちなみに「ハレ」とは非日常を指し、「ケ」は日常を意味します。
この国旗の中では、白の下地が「ケ(褻)」、赤丸が「ハレ(晴レ/霽レ)」。
運動会は祭事でもある特別な日なので、
この日の丸がクローズアップされるというワケです。
うーん、このシンプルすぎる国旗、なんとなく眺めてきたけど、
いろんな深い意味がありそうな気がする。
【日本の国旗はツマラナイ?海外の国旗はデザインが面白いのに・・・】
じつは「日本のほかの国旗は華やかでいいなぁ」と外国の国旗に憧れを持ってた子供時代。
ユニオンジャックとか、それだけで面白いですもん。
たとえばTシャツやバッグにあしらってもサマになる。
でも、日本の日の丸モチーフをファッションデザインにしちゃうと、
なぜかキマらないんですよ。
そして、日本特有の皇国心(?)からか、「日の丸を崩しちゃいけない」
「日常に安易に使っちゃいけない」みたいな気分が、きっとどこかにある。
我々日本人の本能に備わっているジャポニズムなのか・・・?
子供の頃から日本の国旗って、
正直「つまらないなぁ」「地味だなぁ」みたいな
ネガティブな印象が多かった(すみません日本国さん)んだけど、
あらためてじっくり日の丸デザインを見たとき、
「あれ・・・?意外とシンプルでムダがなくてオシャレなんじゃ・・・?」
と気づき始める昨今。
いや、以前は確実に旭日旗のほうがオシャレだと思ってたんです。
出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/
旭日旗。
こっちのが華やかで赤の分量も多い。いかにも「太陽です!」という輝き。
ピカッと放射状の光が差してる感じが、いかにも『日出ずる国』でステキじゃないか!
そう思ってたワケです。
ただ、この旗は軍旗として使われていたため、戦争色が強い。
思想の反映とも取られかねない今の時代ですから、
軽々しく使えないという背景もあります。
船舶事業などに使われるのはOKみたいですが。
出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/
で、あたらめてこの日の丸を見てみると・・・
とにかく簡素!赤と白しか使われていない。
中央に赤い丸しかない。
でもこれって究極にムダをそぎ落とした
完璧なミニマリズム(英: minimalismー物事を最小限に突き詰めた主義・傾向)。
手書きで誰にでも即描ける!
おめでたい赤色で、太陽が中央にあしらわれたモチーフ!
赤と白のコントラスト!
赤い丸のほどよい大きさ!
「おぉ・・・日本の国旗って・・・じつはめちゃくちゃカッコイイ!?」
日本国旗のオシャレさに今更気づいた自分。
なんで「日本国旗はイマイチだ」と思いこんでんだろう?
その理由は、また別ページで考えてみたいと思います!
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