そんなバカな!なB級映画『エイリアンvsニンジャ』世界へ羽ばたく | JOYJOY〇JAPAN
「なんかスゴイのがある!」と本編を観てみたら、いろんな意味で衝撃。
「AVN/エイリアンvsニンジャ」というタイトルで、
日活の『スシタイフーン』というレーベルが出してる映画なんですが、
もうね、「これが日本のニンジャだぜ!」と猛アピール。
内容は”タイトルまんま”で、地球外から攻めてきたエイリアンと、
日本の4人の伊賀忍者とが戦いまくるバトルアクションなんですが、
どうしても笑っちゃう。
「なんで忍者とエイリアンが戦ってるのか?」ってところもナゾだし、
エイリアンがやたらベタベタニュルニュルしてるし、
女忍者のお色気サービスシーンが過剰だし、
鎧とかが日本のモノじゃなくて、PPG寄りの甲冑デザインだし、
すごく低予算を思わせる舞台セットだし、ツッコミドコロはありまくりなんだけど、
すっごく笑わせていただいたので、すっかりファンになってしまったんですね(笑)。
◆火の玉になって空から降ってくるニンジャ◆
もちろん本格志向の忍者映画の視聴者からすると、
「こんなの、日本の忍者じゃない!日本はこんなんじゃない!」
って思われるんでしょうが、
海外向けのエンターテイメントとしては、ステキなB級映画にできてると思うんです(笑)
満月と城をバックに、空高く飛ぶ黒い影。戦闘シーンに流れるBGMは三味線。
ちょっと「キルビル」っぽい<日本イメージの詰め合わせパック>みたいな感じです。
で、主役級のニンジャ4名のうち、
この金髪(ニンジャなのに金髪)のイケメン俳優さん、
「どこかで見たような?」と思ってたら、
なんと柏原崇の弟の「柏原収史」さんだったんです!(お兄さんに似てる・・・!)
紅一点、女くのいち(女優・肘井美佳さん)。
左右の手甲に「最/強」とマジック書き。(これはCOOLなんだろうか?)
エイリアンと取っ組み合いするあたり、すばらしいSEXYアクションでした!
そして、主役の三元雅芸さん&刀戦術をマスターしたエイリアンの対峙!
「そんなバカな・・・!」とツッコミたくなる気持ちを抑えつつ、観るのが楽しい。
さらにありえないことに、最後は素手で殴り合いになるんですが・・・(笑)
主役ニンジャの三元雅芸さんは、藤原竜也さん似で、アクションがすごく上手!見とれました。
ちなみに、デスノートにも出演されてる俳優さんです。メヂカラがあってかっこいい!
このスシタイフーン映画「AVN/エイリアンvsニンジャ」は、国内外ともに評価が真っ二つです(笑)
B級映画LOVERSさんにはぜひ観て欲しい、笑えるニンジャ映画です。オススメ!