【家族は”川の字”で寝るのが日本流。でも海外では・・・】
洋画や海外ドラマでは、赤ちゃんや小さい子どもが、
自分の部屋で一人で眠っているシーンを見かけます。
アメリカを中心に、海外ではそうやって、幼い子どものうちから、
一人に一部屋ずつ私室を与えるのが当たり前のようです。
日本ではありえない光景。なぜ日本と海外では、こんなに差があるのでしょうか?海外からすると、日本の”川の字”の寝方は非常にフシギらしいです。
日本では、赤ちゃんには基本、育ての親がそばで添い寝しますよね。
泣いたらすぐにあやすこともでき、ミルクをあげることもできる。
体調不良にもすぐ対応できるので、メリットが多い気がしますよね。
でも、この日本文化こそが、
赤ちゃんの夜泣きやグズリを長引かせている、という指摘もあります。
事実、アメリカの赤ちゃんは、日本の赤ちゃんよりもぐずることが少ないのだそう。
一人ぼっちの環境に慣れてしまえば、
「泣いても来てくれない」ということを早々と学習するのかも?
いっぽう、日本の赤ちゃんは、泣くとすぐに誰かがそばに来て、抱き上げてくれる。
だから、余計に甘えてしまい、泣くことが増えるのだそう。
でもこれは、国による文化の差。
「どっちが正しい・誤り」という割り切り方はできませんよね。
とはいえ、アメリカからすると、「日本の親はなぜ添い寝をするのか」と
フシギで仕方がないらしいです。なるほど・・・。
もちろん、「家の大きさが海外と日本で違う」という住宅事情も絡んできますが。
【海外では、女性が”母”というよりも”女性・妻”でありたいと思っている】
日本では、夫婦間に子どもが生まれると、
妻と夫の関係は”育児をする同志”に変わりやすいそうです。
男と女である前に、「親である」ことを強く意識し、
子どもの前ではあまり男と女の関係を出さないようにします。
もちろん、最近は欧米化により、日本でも両親がラブラブ、という家庭も増えました。
それでもまだまだ、
「子どもの前で両親がイチャイチャするのはちょっと・・・」
という空気の日本です。
日本の家族はあくまでも「ほのぼの」した空気が一番で、
”セクシャルな関係”をほのめかすのはタブーに近い。
おそらく「子どもの成長に影響を及ぼす」との考え方からでしょうが、
そのあたり、「日本がフランクになれるのは遠い将来ではないか」と思っています。日本では、母親になった女性は”母親らしく堅実にあれ”という風潮です。
いわゆる「良妻賢母」型がもっとも好ましい、とされますね。
なので、セクシーな格好をしているママさん方は、
堅実派のママさんからはあまり好ましく思われないもの。
いっぽう、海外の女性は、子どもを授かっても、
「1人の女性であり、妻である」ことを大事にしています。
これって、やっぱり「子どもが別室である」ことが大きく関わっている気がします。子どもの目を気にして、夫とおおらかなスキンシップができない日本の夫婦。
子どもを別室に寝かせて、男と女の関係を保ち続ける海外の夫婦。
オトナの恋愛関係を続けられる確率が高いのは、
あきらかに後者のほうでしょうね。日本ではなぜか、女性が子どもを産むと、
「あまりセクシーに振舞ってはいけない」という思い込みがあります。
これ、ほんとフシギです。
「慎み深さ=セクシーさを捨てる」ではないハズなのに。
たしかに、あちこちから誘惑されるほどの
”フェロモン系のセクシーさ”をかもし出すのはちょっと考えモノですが、
「夫のためにセクシーでありたい」という方向なら、
ぜんぜん構わない(むしろ推奨したい)と私は思うんですけどね。
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