アメリカと日本の「衛生面」に関する意識の違い
妹がアメリカ・サンフランシスコに住んでおり、結婚して子供もいるので、よく遊びに行きます。
とても素敵で大好きな街なのですが、訪れるたびに日本人とアメリカ人の様々な面での意識の違いを感じずにはいられません。
その中でも毎回特に気になるのが、衛生面に対する意識の違いです。
サンフランシスコには数えきれないほどのお洒落なカフェやケーキ屋さんがあり、日本で田舎に住んでいる私にとっては、そういったお店に行くのも旅行の際の楽しみのひとつです。
ある日、妹が以前から気になっていたという北欧のケーキを販売しているお店を訪れました。
美味しそうなスウェーデンのケーキを見付けたので注文したところ、店員さんは消毒もしていない素手でおもむろにケーキを掴み、そのままカウンターの上にポンと置いて、「これで間違いない?」と聞いてきたのです。
もちろんケーキにはフィルムとグラシン紙のようなものは付いていましたが、お客さんがお金を置いたりするカウンターの上に直接ケーキを置いたのには思わずギョッとしてしまいました。
でも、ケーキに直接触れたわけではないし、ここはアメリカだからこんなこともあるさと思い直し、ケーキは美味しくいただきました。
アメリカと日本の「ケーキ」の取り扱いの違い
翌日は可愛いトッピングで有名なカップケーキ屋さんに行ってみました。
あまりに美味しそうだったので10個ほど注文したのですが、そこでもまた素手でカップケーキを掴み、カウンターの上にそのまま並べていくのです。
ずらりと並べられたカップケーキのすぐそばで店員さんが大きな声で喋っているし、なんだか心配になってしまいました。
滞在中その他に3件ほどのケーキ屋さんを訪れましたが、どこのお店でも同じ事をするのです。
注文した商品に間違いがないかお客さんにしっかり確かめてもらうためにやっている事だと思うのですが、
日本であれば必ずトングなどを使い、注文を受けたらショーケースからケーキ箱のなかにすぐに入れ、最後にケーキ箱の中身を見せ、「以上でお間違えないでしょうか?」と確認するのが一般的ですよね?
よく考えてみれば、それでお腹を壊したりしたわけでもないのですが、やはり素手でケーキを掴むのはいかがなものかと思わざるを得ませんでした。
日本は「衛生的」配慮ができている
何に対しても当たり前のように衛生的な配慮が行き届いている日本で暮らしていると、いい気持ちがしなかったのは事実です。
妹は日本に帰るたびにいろんな場所で「日本はさすがだねー」と感心しています。
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