【サイン文化の海外に、今日本の「ハンコ」がウケている!?】
わたしたち日本人には馴染み深いハンコ(判子)。
だけど、海外にはハンコ文化がなく、サイン文化が主流であることは、周知の事実。
ところで、私たち日本人からみると、海外のサイン文化は
すごく手軽でオシャレなものに感じます。
筆跡で本人かどうかを表す、合理的な本人証明の方法だと思える。
朱肉も必要ないし、平らな台も不要。
朱肉のインクで手が赤く染まることもない。
海外の人がペンをさらさらと走らせてサインするさまは、
とてもスマートに感じます。でも逆に、サイン文化圏の人々からすると、日本のハンコ文化は
すごくCOOLなものらしいんです。
というわけで、外国人の方は日本に来ると、自分の名前でハンコを作るのだそう。
ハンコ屋さんに行けば、数百円からハンコを作ってくれるので、
日本のハンコはお土産としても大人気なのだとか。
われわれ日本人が、羽根ペンでサインするのに憧れるのと同じようなものでしょうか?
【当て字で作る日本のハンコ。しかし問題が・・・!】
最近は、そんなハンコブームにのっとり、
ハンコ屋さんでも外国の人向けに、「当て字ハンコ」を作成するサービスも多いようです。
ただし、横文字の音韻は、日本の漢字になかなか当てはまらない。
ともすれば、むりやりな当て字になってしまい、
本来漢字1文字1文字が持つ意味が変になってしまうことも多い。
そこで、パソコン辞書で当て字を検索するのですが、
「バネッサ」さんという外国人女性が選んだ漢字はコレでした。
<バネッサ>
「婆」という文字が(笑)!
さらに「査」という文字も、人名にはあまり見かけない。
もし漢字のバランスや印象が気に入っても、
漢字の意味がちょっとマズイということで、
最終的にバネッサさんが当て字に選んだ文字は、
<バネッサ>
これでした(上)♪
ホットローズティーみたいな字面でカワイイ!
ハンコ作成前にパソコン辞書で、文字の意味を検索できるので、
変な漢字をうっかり選んでしまう痛恨のミスもなく、安心。
バネッサさんは、「手紙などの最後に捺すことにするわ!」とウキウキの様子でした。
日本だと、印鑑を安易に捺すことはできませんが、
海外なら気軽に使うことができそうですね。
にしても、今回は「バネッサ」さんだったからよかったものの、
すごく長く難しい音韻の名前の方だと、どんな漢字になるんでしょうか?(笑)
ちょっと気になるトコロ。
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