日本の宅配サービスは「素晴らしい!」
日本はあらゆる分野でサービスというものが素晴らしいと思う。
その中でもアメリカに5年住んで痛感したのが宅配便サービスである。
日本は配達時間を細かく指定できたり、元払いと着払いを選ぶことができたり、配達の際に不在だったときには丁寧に不在連絡票が入っていて再配達をしてくれるなど、きめ細やかで利用する側にとってはとても便利なサービスが提供されている。
また追跡はできないが低価格で利用できるメール便も魅力的である。
ところがアメリカの宅配便サービスは、時間指定どころか日付を指定することすらできない。
配達されたときにサインが不要な場合は在宅していてもチャイムを押して玄関の前に置いておくだけ、留守であればそのまま玄関の前に長時間置きっぱなしになってしまう。
長時間置きっぱなしでも私は幸い盗難にあったことはなかったが、盗難にあってもおかしくないし、雨が降って荷物がびしょぬれになった経験は何度もある。
日本のサービスが行き過ぎたところがあるのかもしれないが、これが当たり前になった日本人にとってはアメリカのような大雑把なサービスを受け入れるのはちょっと難しい。
「日本」と「アメリカ」の配送にかかる【時間】の違い
あと、日本とアメリカでは国土の広さが違うので仕方がないが、日本であれば発送して早くて1日、遅くても3日で配送が終わる。
アメリカの場合、国土が広く人口が多い分、荷物も多いので長ければ届くまでに1週間程度かかってしまうことがある。
ネットショッピングでは、日本は○○円以上で送料無料というのが多いのに対し、アメリカは購入したものの値段が高くなるほど送料も高くなるというシステムだ。
アメリカでは荷物がちゃんと届かない?!
そして絶対にあってはならないことであるが、アメリカでは送ったはずの荷物が届かないという事例を聞いたことがある。
日本から送った大事な荷物がアメリカ国内で紛失した友達の話を聞いたことがあるし、私自身もメディアメールといって本やDVDを送るときに限って安い料金で遅れるようなサービスを利用した際、1か月たっても相手方に届かず忘れたころにビリビリに破られた封筒だけが自分の手元に返ってきたことがある。
日本の宅配便サービス、これからどんな新しいサービスが出てくるか楽しみである。
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