日本の標準マークが変わっていく・・・!温泉もトイレも世界基準? | JOYJOY〇JAPAN
「温泉」とタイプすると、環境依存文字で「♨」のマークが出てくるほど
我々の暮らしにすっかりなじんでいる温泉マーク。温泉の街にいくと
至る所で遭遇し、「ああ、温泉に来たんだなぁ」とホッコリします。
ところがシンプルで分かりやすいこのマーク、海外の人からすると「?」だそうで、
温泉マークを知らない外国人には「ラーメン」「焼肉」に見えるらしいです。
そう言われてみれば・・・と目からウロコなのですが、これを世界基準にすると、
「混浴」に見えてしまう。(日本人目線)
これ、”親子連れでお風呂の図”なのですが、
混浴と間違う人が続出するのもそれはそれで問題な気が・・・。
しかし、海外の人にしてみたら、
「この3人の絵のほうがしっくり来る」とのこと。
うーん、やはり我々は慣れ親しみすぎて、各種マークを客観視出来なくなってます。
で、結論はというと、”どっちの表示でもOK”だそうです(ホッ)。
妥協案ですが一安心。
そういえば衣料の選択表示マークも徐々に世界基準に変わっていくとかで、
急速なグローバル化についていけるかどうかちょっぴり不安・・・。
このマーク、なんだかお分かりでしょうか?
じつはウォシュレットの「乾燥」マークなんです!三本の横線・・・ナゾめいてますね(笑)。
このように、さまざまな簡略表示方法が日本式⇒海外基準へと変わっていく。
時代の変化を感じますね。それと同時に、従来のマークが見られなくなるのも
ちょっぴり寂しい気がします。
こっちはどうでしょうか。便器ということは分かりますが、
一瞬なにがなんだか分からなくなりそう!
これ、左は「便フタ開閉」、右は「便座開閉」マークだそうです。
一度覚えたらOKそうですが、初見だと「?」になりそう。
さらにこちらはどうでしょうか。
左は「便器洗浄(大)」、右は「便器洗浄(小)」のマークです。
こちらも慣れてしまえば平気なものの、初めてだと戸惑うかも?
世界基準に合わせることを「迎合」と捉える人もいれば、
「時代の流れにふさわしい」と感じる人もいて、意見はマチマチ。
日本独自の文化も大事にしつつ、
日本を訪れる人にも優しいオモテナシができるのが理想的。
しばらくは新旧のマークが入り混じるため、混乱を招きそうですが
これも改革に必要な混乱と思って乗り越えたいものですね。