海外の「子育て環境」と日本の「子育て環境の違い」
日本では保育園料金は所得にもよります。
さほど高くはないですが待機児童と言われているだけあって、子供の数と保育園の数が見合っていないですよね。
そのような結果、働きたいお母さんが沢山いても預けるところがないのが実情です。
そして海外のようにチャイルドマインダーがあまりいないのも待機児童が減らない原因の一つです。
また保育園以外に赤ちゃんや幼児を遊ばせるような施設があまりないのが残念なところです。
イギリスの「子育て環境」
ではイギリスの保育事情に触れてみたいと思います。
まずイギリスの保育園は破格の値段です。
預ける日数と所得にもよりますが、収入の半分以上は保育費に取られてしまいます。
しかしイギリスでは保育園以外で地元の教会が週に1回?3回ほど約1.5ポンド(270円ぐらい)で1時間半ほど教会内の施設で遊ばせてあげることができます。
通常このような名称をプレイグループと呼ばれています。
教会が沢山のおもちゃを購入しており、施設内の一室に毎回沢山のおもちゃを用意して、毎週決まった時間に場所を提供してくれます。
子供達は色んなおもちゃで0歳から3歳以上ぐらいの子達と遊べます。
そして、ヘルパーの人達がいるので子供達が怪我しないようにちゃんと見守ってくれているのも嬉しいところです。
また殆どの教会では親やチャイルドマインダーなどに紅茶・コーヒーとビスケット、子供にもジュースとビスケットなどサービスしてくれます。
1時間半のセッションの終盤には殆どのグループでは童謡をみんなで歌うようにもなってます。
ちょっとした振付つきや楽しいみんなが知っている歌をお母さんと子供達で歌うのもとても楽しいものです。
保育園以外の「子育て支援施設」とは?
こういった場所ではママ達がお友達になったり、ヘルパーの人達がそれぞれに声を掛けてくれて色んな子供のことや世間話などして、お母さん達のコミュニケーションの場ともなっているので本当にいいシステムだなと思います。
日本の保育園では同じ歳のような子供たち同士で遊ぶようになってますが、このようなイギリスのプレイグループでは赤ちゃんから幼児まで一緒に遊んで、お互いにおもちゃをとりあったりしながら徐々に色んなことを学べるようにという事を考えてこのようなプレイグループが存在するそうです。
日本ではお寺や神社がイギリスのように場所を提供してくれると、日本のお母さん達にとても喜ばれるだろうと思います。
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