【年賀状文化って日本特有のモノ?ちょっと気になる!】
日本では”Xmasよりもお正月がメイン、海外はその逆”
というイメージがありますね。
海外だと「Merry Christmas and happy new year」というふうに
Xmasと新年を一緒に祝う傾向ですが、
日本だと、Xmasカードよりも、
どっちかというと年賀状のほうが主流だなぁ、と感じます。
もちろん、お正月は日本独自の文化なので当たり前なんですが、
年始のあいさつにハガキを送る習慣って、日本だけのものなんでしょうか?
ふと気になって調べてみたところ・・・アジア諸国では、日本の年賀状に似た風習があるのだとか。
ただ、欧米ではそういう習慣は、ほとんどないとのこと(!)。
やっぱり年始よりもXmasのほうが強いんですね!
もちろん、海外にもニューイヤーのグリーティングカードのやりとりはありますが、
日本の年賀状ほどチカラの入ったハガキのやりとりはないみたいです。
また、「お年玉くじ」も日本特有のモノ。「喪中」ルールも日本独自のものだそうです。日本の年賀状は、1月1日に相手に届くように送るのが礼儀正しいやり方ですが、
海外にはこのようなキッチリした感じはありません。もっとラフです。
ちなみに、日本での個人の年賀状割合は75%、法人は25%となっています。
さいきんは年賀状を書かない人も増えていますし、メールなどで簡略化することも増えましたが、
この数字をみるかぎり、まだまだ年賀状をやりとりする人って多いようですね。
【日本の年賀状、もともとは「年始の挨拶まわり」だった!?】
昔は日本では、お正月には本家と分家のあいだで挨拶を行っていました。
また、隣近所にも尾頭付きの縁起モノの魚を持参して、
年始の挨拶をかわしていたようです(※地域により異なる)。
ご挨拶に伺えないばあいは、書面にて年始の挨拶を交わしました。
これが、年賀状のもとになったといわれています。せっかくの日本独自の文化、大切にしたいところですが、
さいきんは”年賀状疲れ”で年末年始がユウウツになっている人も多いです。
どこまで年賀状を出せばいいのか、いつまでに出せばいいのか、
取引先に送ると数百枚にかさむとか、年賀状にまつわるお悩みが多すぎるんですね。
また、高齢化で「年賀状を作るのがしんどくなってきた」という声もチラホラ。
とはいえ、なかなか年賀状をやめられない人も多い。
私の親戚も、「今年こそは年賀状をやめる!お断りのハガキを出す!」といいながら、
けっきょく毎年年賀状を作ってしまうのだそうで・・・(笑)
昔からの風習なので、いきなりやめるのには一大決心が必要のようですね。ところで、年賀状配達は1月2日はお休みです。
そして、年賀状は基本、1月7日までに届くようにするのがマナー。
7日を超えても、15日までならどうにかOKという声もありますが、
7日を超えて届くようであれば、寒中お見舞いに切り替えたほうが無難でしょう。
また、喪中ハガキに返事は必要ないですが、
より丁寧に対応するとすれば、寒中お見舞いというカタチで
返信を出すのもいいでしょう。
こうして、行事ひとつとって見てみても、日本はかなりマナーにうるさい国かもしれません。
海外からしたら、「なんてめんどくさい国なの!?」と驚かれそうですね。
スポンサードリンク