小さいけど大いなる島国ニッポン!そんなに”島国気質”も悪くない? | JOYJOY〇JAPAN
地球儀の上で見たニッポンが、こんなに小さかったとは・・・。
分かってはいたけど、改めて見ると、「やっぱり小さい・・・!」。
こうしてみると、中国大陸の防波堤のような配置になってます、日本列島。
世界公用語となった「TSUNAMI」などが生まれるのも分かる気がします。
太平洋側は完全に広い海に面していて、さえぎるものが何一つない。
すごい地形だな、と改めて思っちゃいます。
しかも、日本は「火山列島」とも呼ばれる国。
断層の上に並ぶ島国です。ゆえに、自然災害がとっても多い。
この厳しい地形条件の上で、よく日本人は耐えてきたな、と思ってしまいます。
なんだか信じられません。小さな土地に、ぎゅっと集まって暮らしている日本人。
鎖国が終わり、開国するまでは、この日本はほぼ独立した単一民族国家でした。
国土が小さく、しかも他国のどの土地とも干渉しない、閉ざされた島国・・・。
独特の文化が発達するのもうなづける環境です。
そして、世界から見れば、ナゾに満ちた小さな東国の島国です。
我々日本人からすると、生まれたときから住んでいる国日本に、
そんな神秘性があるとはオドロキなんだけど、
海外からすると、どこかナゾめいた未知の世界に映ることもあるようです。
「狭い国だからこその精神」が根付いている民族だと感じます。
それが『和』を重んじる精神です。
『和』とは、”序列や秩序を重んじ、周囲と調和しつつ暮らす”ことですが、
もし日本が、土地が有り余るほどの広大な国だったとしたら、
「もっと日本人の気風は違ってきてただろう」と思うワケです。
日本人のもともとの気質は、(最近は欧米化で変わってきたけど)
わりと閉鎖的だと感じます。少なくとも、開けっぴろげではない感じ。
まず、日本の国土の狭さだと、平和主義でないと暮らしていけないんですね。
地位ある人やお金持ちの人は別にして、
多くの日本の一般市民は、小さな家と庭を持ち、隣人に迷惑をかけないように
配慮しつつ暮らす傾向があると思います。
よくいえば慎ましやか、悪くいえばこぢんまりとしている民族。
海外の映画をみてると思うんです。
「ああ、日本の家屋がウサギ小屋って言われるのも分かるなぁ(笑)」と。
庭も垣根がいらないようなおうちだってあります。
もちろん、日本の田舎のほうだと、かなり大きなおうちも多いですが、
なんだかちょっと規模が違うというか・・・。
私もただの市民でウサギ小屋に住んでいますが。
「この狭さに耐えられるのも日本人だからなんだろうな」と感じます。
こぢんまりと生きることに長けている民族。それが日本人です。
アフリカ在住の知人は、すごいヘクタール数の超豪邸(SP&メイド付)に住んでいます。
英語もペラペラ、人柄もオープンでダイナミック。かっこいい生き様です。
もちろん、一昔前なら「日本人らしくない」といわれたでしょう。
でも、そういう日本人の進化&気風の変化も受容しつつ、
古来の日本的な”こぢんまり”気質もなくさず、うまく受け継いでいきたいな、と
島国気質の日本人の私は思っています。
ちなみに、私は英語もいっさいダメですし、グローバル気質にまだまだ追いつかない。
アナログな島国人間なので、この小日本に骨をうずめる所存です。