カナダではアルコールやたばこの年齢確認が非常に重要視されている | JOYJOY〇JAPAN
カナダで生活しています。
カナダは飲酒やタバコは18才から可能です。
しかし取り締まりは日本と比べてもかなり厳しく行っており、購入する際には相当年齢を重ねない限りほぼ必ず身分証明が必要です。
なぜなのかは分かりませんが
「見た目年齢が35才以下の方は身分証明が必要です」
と書かれた看板がよく酒屋の前に立っています。
また、未成年者に煙草やアルコール類を販売したり提供すると、提供した側が厳しく罰せられます。
そのため、コンビニエンスストなどで働いている高校生のアルバイトの子たちでさえ煙草を販売する時は年齢確認を怠ることは絶対ありません。
というより逆に見た目で年齢が推測できない分、同年代位の人がレジを担当している時より身分証明書提示が必須でしかも確実に年齢を確認しています。
内心「見た目でわかるだろー最近白髪が出てきたんですけど」と思うこともあります。
さらに身分証明書を持っていないお客さんには、どれだけお客が文句を言おうとも生年月日を言おうとも、どうみても18才は超えているだろうと思われても、頑なに販売することはありません。
たとえそれが高校生のアルバイト店員だったとしても頑なに拒否をします。
コンビニエンスストアで働いている子は日本と同じ様に高校生が多いです。
また居酒屋の店員も大学生くらいの若い世代が多く働いています。
そういう中で年齢を厳しく確認し、年齢がはっきり分からない場合は、断固として煙草やアルコール類の販売を拒否し、飲み屋でお酒を提供しないのは日本のコンビニエンスストアや居酒屋のアルバイトに比べたら重労働のように思います。
日本でいくら怒鳴られても頑なに身分証明の提示がないお客さんに対して「NO」というのは難しいと感じます。
さらにそれをたとえ高校生のアルバイトの子たちにも同じように責任を課すのは酷だと思うし日本ではまねできないと思います。
しかし、健康面や発育面のために未成年者を煙草やアルコールから守る点は日本より優れていると感じます。