外国人びっくり!日本では当たり前「スクランブル交差点」 | JOYJOY〇JAPAN
海外で日本語教師をしています。
文化を教えるために、日本の食べ物、建造物や伝統品などの動画をよく使用しています。
中でも大人気な動画が、渋谷のスクランブル交差点です。
東京は人口密度が極めて高いうえに、あれだけ大規模な交差点となると、ものすごい人数の人が道路を一斉に渡ります。
授業で紹介しようと思ってインターネットで調べた限りだと、一度の青信号で多いときは3,000人もの人が道を渡るようです。
あんなに人が集まるというのは珍しいらしく、動画を見せる度に歓声が上がったり、拍手が起きたり、オーマイゴッドを連発する生徒もいます。
そして動画を見た後は、みんな口をそろえて、いつか直接見てみたいと言います。
世界の大都市の中でも、あれだけ都会を感じさせる場所は珍しいのだと思います。
人が群れをなしていること以外にも、交差点の構造に興味を持って、質問をしてくる生徒も多いです。
ある程度の大都市でない限り、横断歩道は通常1方向。
または縦横に十字路をつなぐものであると思いますが、渋谷のスクランブル交差点はあらゆる方向に道路が広がっていて、あらゆる方向に進むことが出来る。
私は日本を出るまでは、何ら当たり前の光景としてとらえていた交差点ですが、外国の人にとってはこれが近未来的なモダンな場所に見えているのだろうと思います。
授業の中で、渋谷は東京の中心地であるから人々の待ち合わせ場所によく使われるという話をすると、こんなに人が大勢いる中でどうやって友人を見つけられるんだと大爆笑です。
傘を指すときはどうするんだとか、車はこの複雑な構造の中で事故を起こさないのかなど、色んな質問もされます。
動画を見せる度に、どのクラスでも人がアリのようだというコメントをもらい、動画が終わると必ず誰か一人は、もう一度見たいという声を上げます。
世界に大きな都市は沢山あれど、あれ程密集した都市は少なく、渋谷の交差点こそが外国人が思う大都会の象徴なのでしょう。
生徒の一人は、今度日本に旅行に行くから渋谷で絶対写真を撮るんだと大はしゃぎしていました。