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「先生を名前で呼ぶ!?」 スウェーデンと日本の教育現場の違い

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日本とスウェーデンの「学校」の違い

日本では幼稚園から、場合によっては保育園から、いわゆる’学校’というコミュニティに加わります。

そして、私たちはいつのまにか、日本人にとっては”あたりまえ”だと思っているけど、実は世界では常識ではなかった、、!

なんてルールや決まりに従っています。

現在私はスウェーデンに留学中で、現地の学校にいったり、自分が大学生活をしていて様々な違いを発見しています。

今回はその違いについてお話したいと思います。

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「先生のことを何と呼ぶ?」

日本では、自分のクラスの担任の先生をはじめ、学校で出会う教師や教授に対しては必ず「苗字+先生(または教授)」で呼びますよね?

「○○先生〜テストのマル付けをしてください」などのような会話は毎日どこかしらで聞けると思います。

しかし、スウェーデンではどうかというと、先生のことを「名前」のみで呼ぶのです!!

実際、私は現在スウェーデン語の授業を大学で取っていますが、一番初めの授業でまず最初に先生から「僕の名前はミカエル・アレン(仮名)といいます。みんな、これからは僕のことをミカエルと呼んでね。」

と言われてとてもびっくりしました。

いわば日本で山田太郎先生がいたら、「太郎!マル付けしてくれませんか?」と言うようなものですから。

このように、スウェーデンでは生徒と先生の距離がとても近く、まるで大人の友達のような雰囲気で授業が進んでいきます。

そのため、授業中も生徒が先生に質問をしやすいですし、先生と積極的に話したいと思う雰囲気が生まれてきます。

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「勉強はさせるものではない、見つけるものだ」

スウェーデンで出会った一人の先生がこんなことをおっしゃっていました。

「スウェーデンではたくさんの宿題を押しつけることはしない。常に生徒に余裕を持たせるようにしている。それによってできた時間で、自分の好きなことを見つけて、将来の勉強につなげてほしい。

実際に私のスウェーデン人の友人は、今まで勉強をつらいと思ったことは一度もないといっていましたし、彼は幼いころから好きだったゲームやアニメの影響で現在大学ではコンピューターグラフィックを専攻していてとても楽しそうです。

遠く離れたスウェーデンと日本、教育一つをとってもたくさんの違いがあります。

自分があたり前だと思っていることは、実は世界では違うかもしれませんね。



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