アメリカで実感!日本の自動販売機の素晴らしさ | JOYJOY〇JAPAN
私はアメリカのカリフォルニア州に3年間すんでいたことがあります。
学生時代のことです。
その当時の私は日本以外で暮らしたことがなかったため、日本の自動販売機がどれほど素晴らしいものなのか全くわかっていませんでした。
アメリカに行って、まずびっくりしたことは、自動販売機があまりないということでした。
日本ではすぐに自動販売機を見つけることができるので、すぐにのどを潤すことができます。
当たり前のように暑い夏の日でも寒い冬の日でも、街中を歩いていて自動販売機から飲み物を買っていたのですが、アメリカには施設内などでしか見かけることができませんでした。
種類もとても少ないし、値段も高いものでした。
一番私にとって辛かったのは、缶コーヒーがないことでした。
アメリカの自動販売機は、日本にある自動販売機とちがって缶のジュースではなく、ビンが多かったです。
日本でもお菓子を売っている、商品を挟んでいる形の販売機がありますが、あのようにビンのコーヒーなどが売られていました。
また、暖かい飲み物の自動販売機は私がアメリカにいた時にはまったくありませんでした。
暖かいコーヒーが飲みたいときには、スターバックスなどのカフェに行くほかなく、カフェのコーヒーは300円近くします。
学生には痛い出費でした。
結局家でコーヒーをいれて、タンブラーに入れて持っていくようになりましたが、日本の自動販売機の缶コーヒーがとても恋しくなったものです。
日本に帰ってきた私は、寒い冬の日に、仕事の後帰宅途中にある自動販売機でコーヒーを買ってほっとするひと時がとても幸せでした。
当たり前だと思っていたことがこんなに幸せなことなんて。
10年たつ今でも私は自動販売機が好きです。
100円などの自動販売機を見ると、本当にうれしくなります。
おそらくアメリカでは治安の面で自動販売機を多く設置することはできないのでしょう。
すぐに強盗にあってしまいそうです。
また、衛生面でも管理ができないことが多いと思います。
日本の安全な環境と日本人の几帳面な性格があってはじめて、日本の自動販売機はなりたっているのです。
私はそんな日本の環境と人々に感謝しながら、今日も缶コーヒーを飲みます。