ドイツ人留学生に大人気だった日本のフクロウカフェ | JOYJOY〇JAPAN
今や、地方都市でも普通にある猫カフェ。
発祥の地、台湾だけでなく日本など全世界の都市にも広がりつつあるようです。
ではフクロウカフェはどうなのでしょうか。
フクロウカフェとは、フクロウやミミズクなどがいて実際に触ったりできるカフェの事です。
海外にフクロウカフェ的なものがあるのかどうか私はわかりませんが、知り合いのドイツ人留学生によると、向こうでは全く見た事がないと言います。
特に深い意図もなく、面白そうだからという事で、そのドイツ人留学生(男性)を近所のフクロウカフェへ連れていきました。
彼はとりたてて「熱烈な鳥好き・フクロウ好き」と言う訳ではありません。
しかしながら、フクロウカフェに入った途端、大興奮!
その店は、店内にケージなどなく、フクロウ類が放し飼いになっていて、うまくいけば直にフクロウたちに触れる事のできる所だったのでした。
確かに、通常は森や動物園にいるようなフクロウがこんなに間近にいて、しかも触れることができるのであれば、ドイツ人でなくてもビックリかもしれません。
そのドイツ人留学生は、「こんな店が日本にあるなんて夢のよう。なんでドイツにないんだ!」と繰り返し言っていました。
向こうではフクロウはやはり特別な存在らしく、博学・博識の象徴だそうです。
ここ最近の日本でのフクロウ人気は、おそらくはハリーポッターの影響が無視できないと思うのですが、ドイツでもハリーポッターは人気がある作品だそうです。
そして、話を聞く限り、ドイツ人の方が明らかにフクロウへのリスペクトが大きい印象でした。
もともと深い森の国、ドイツ。
フクロウが似合いそうな感じではあります。
それなのに、ドイツではなく、なぜ日本にこんな素晴らしいカフェがあるのか、なぜドイツで誰も考えないのか、と日本の自由な(商魂のたくましさも含めて)発想に感嘆していのでした。
すっかりフクロウカフェが気に行ってしまった彼は、同じドイツから来た留学生を連れてきては、フクロウカフェを案内し、次々とフクロウカフェ愛好家を増やしてゆきました。
まあ、中には鳥が駄目、不衛生ではと言う人もいたらしいですけどね。
ただ、ドイツ人の彼ら彼女らが口をそろえて言っていたのは「日本人は何でもうまく商売にしてしまうんだなあ」と言う事でした。