海外にいて痛感した日本の良い所、悪い所!日本の物について
私が高校生の頃、修学旅行でハワイへ行った時に感じた事です。
ハワイのファストフード店でチーズが1枚入ったハンバーガーを2個注文したら、片方はパンと肉だけ、もう片方はチーズ2枚だけ…という出来事がありました。
また、ハワイでは、別のファストフード店でも「ケチャップが欲しい」と注文して持ち帰った所、1個のハンバーガーに対して10個以上のケチャップのパックが入れられていたという事もありました。
日本では、気軽に立ち寄れるファストフード店でも、注文した物と違う物が出てきたら苦情を入れる人が多いと思います。
また、日本では、店員も注文を間違えない努力を怠りません。
しかし、ハワイでは店員も客もアバウトで、間違えても間違えられても「大体合っているからOK」という感じです。
そのハンバーガーも苦情を入れる気にはならず、友人と笑いながら食べました。
ハワイの飲食店の大らかで少しいい加減な雰囲気もその時は面白いと思いましたが、やはり日本の飲食店の徹底した仕事の正確さを誇らずにはいられません。
次にハワイのバスについてです。
事前に学校からは「ハワイでバスに乗車する時、運転手さんに『○○へ着いたら教えてください』と頼むように」と言われていました。
出発前はその理由がわからなかったのですが、少し嫌な顔をされながらカタコトの英語で運転手さんにお願いしてバスが発進するとすぐわかりました。
日本では当たり前の「次は○○に停まります」というアナウンスと電光掲示板の表示、ハワイのバスには一切ありません。
アナウンス用のマイクが設置されているのかどうかも怪しい感じで、運転手さんは黙々と運転するのみです。
ではどうするのかと言うと、ハワイでは、乗客は窓から見える景色を頼りに「そろそろ目的の停留所だ」と判断して降車ボタンを押すのだそうです。
日本で知らない土地のバスに乗っても簡単に目的地へたどり着く事ができるのは、停留所ごとの車内アナウンスが徹底されているからなのです。
運転手さんに物をたずねた時も、日本の方が幅広く丁寧に教えてくださる事が多いと思います。
ただし、ハワイのバスの運賃は一律で1ドルなのに対して、日本のバスは地域や区間によって運賃が全く違います。
日本では、支払い方法、乗り降りの決まりなども地域や会社によって様々です。
日本のバスには「乗車する時はこうすれば良い」と一言で説明できるシンプルさが足りません。
時と場合によって日本は、堅苦しくて面白味に欠け、融通が利かない悪い所だとも言えます。
それでも日本の良い所はやはり勤勉さと真面目さだと私は思います。
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