イタリアに行って気がついた「日本」の素晴らしさ | JOYJOY〇JAPAN
イタリアに4年程留学していた高校時代の友人から結婚式の招待を受け、同級生数人と結婚式に出席しました。
まず準備段階で驚いたのは、「スト」で電車が動かないかも知れないので、数日早くイタリアについていて欲しいとの連絡でした。
日本の分刻みの鉄道とは随分違うのだと感じましたが、現地でもびっくりしたのは、電車が時間通りに来てくれないばかりか、待っていたホームに遅れて全然違う方面の電車がどんどん入って来ている事でした。
ギリギリになって気付きましたが、間違えて全然違う方面に行ってしまう所でした。
駅ごとのアナウンスも無いので、地図を見て駅名を数えながらの旅でした。
結婚式の2日前に無事に現地入りし、友人と、以前日本に住んでいたイタリア人の彼と再会を果たし、その夜から、式当日まで両家の親戚、友人達と大騒ぎでした。
お土産には、イチゴポッキーとカステラを頼まれていて沢山持って行ったのですが、イチゴポッキーはイタリアの子供にも大人にも大人気でした。
こんな身近なもので、とても喜んでもらえてびっくりしてしまいました。
そして結婚式当日驚いたこ事は、スピーチや、ややこしい事が無く披露宴が昼前から、夕方まで永延と続き、日本のように約2時間半と区切られていない事でした。
和気あいあいと踊ったりとても楽しく、スピーチ何名、余興何名みたいな決まりもなく、のんびり親戚や友人との再会を楽しんでいました。
結婚式となると、普段中々会えない人と久々の再会も多いので、日本では延長料金など発生してしまい難しいとは思いますが、こんな風にゆっくり会えたらいいなと思いました。
その後数日観光しましたが、そこでは両替等、手続ののんびりした対応に日本人のテキパキした動きや、敏速な対応、きちんとした交通システムはすごい、公共施設がきれい、と外から改めて日本を見直し、両国の習慣の違いを体験する事となりました。
その後、友人夫妻が日本に来ましたが、イタリア人の彼は、「日本のタクシーの自動ドアがとてもすごい」といつも話しているそうです。