アメリカの家は作りが雑!「雨漏り」「虫」は当たり前!日本の家は素晴らしい | JOYJOY〇JAPAN
アメリカに滞在していた時のことです。
最初に住んだのは、タウンハウスと呼ばれる、隣の家と壁を共有した作りのアパートでした。
とにかく、壁が薄い!
アメリカ人はパーティが大好きなので、夜中までガンガンロックミュージックをかけて騒いでおり、うるさくて仕方なかったです。
こんなうるさい所に住んでいるのは無理だと思い、一軒家に引っ越しました。
今度は快適そうです。そう思って住んでいましたが、やはり快適ではありませんでした。
ある日、私が昼寝をしていると、ものすごい鳥の大群が家の近くに飛んできました。
そのうちの一匹が屋根裏に入ってしまったようで「バタバタ!バタバタ!」と屋根裏でぶつかりながら飛んでいるではありませんか。
鳥が入れるほどの穴がある屋根って、一体どんなつくりなんでしょう?
しばらく暴れたのちに音がおさまったので、鳥は外へ出たのか、中でぶつかって死んでしまったのか、私には知る由もありませんでした。
ある朝のことです。朝起きると隣で寝ていた主人の顔が水浸しになっているではありませんか!
窓枠の周りの防水処理が甘い家だったので、雨漏りしていたのです。
すぐに修理の人に来てもらいました。「もう直ったよ、大丈夫!」と言って帰っていきました。
しかし、次に雨が降るとまた雨漏りしていて全く直っていなかったのです。
それから5回ほど来てもらいました。最終的には窓枠を外して付け替えたりしていましたが、結局直ることはありませんでした。
何度も何度も、一体何をしていたというのでしょう。
冬の寒い時期に窓を外されて家の中で寒い思いをして我慢していたというのに結局直らないなんて許せない気持ちでした。
最後にはもうあきらめました。
家の外に回って、窓枠の上にビニール袋を丈夫なガムテープで自分で貼りました。
これでOK!もう雨漏りしなくなりました。
修理より、自分でビニール袋を貼り付けた方がマシって一体どういうことでしょうか?
家の作りがひどすぎるのはもちろん、修理マンの腕の悪さにもビックリです。
雨漏りだけではありません。
どこからともなく、アリの大群が家に侵入してくるのです。
キッチンに食べカスで落ちていた日には、パっと観たら真っ黒のカーペットか?と思うほどにアリの大群がたかっています。
そもそもの家の作りが雑なので、家じゅうが穴だらけなのです。
玄関のドアの下にも隙間があいており、カエルがピョンピョン入って来たり、ミミズのような気持ち悪い虫が入って来たり、もう耐えられなかったです。
自分で段ボールを切ってドアの下に継ぎ足したり、アリの侵入経路にガムテープを貼って防ぎました。
またある時はトイレの水が逆流してきたり、シャワーの排水溝から水が逆流してきたり、キッチンの排水溝から水があふれてきたりしました。
トイレが詰まった時にシュポシュポするゴムの道具、あれはアメリカの家には絶対に欠かせません。
とにかく日本に家は本当に素晴らしいと心から痛感しました。