海外に行って気がついた「日本」の接客の素晴らしさ | JOYJOY〇JAPAN
国際結婚でドイツに住む姉が日本に帰国した際に必ず言うこと、そして私もドイツをはじめヨーロッパを旅行した際に実感したこと、それは日本の接客の素晴らしさです。
ドイツで、パン屋さん洋服屋さんなど様々な場所で買い物をしました。
そして、なんと店員さんにため息をつかれることが続出したのです。
私は姉に「なんなの?人種差別なの?」と言いいました。
「そういうわけじゃないよ。もたもたしてたりすると誰でもため息つかれるよ」と姉。
確かに私は店員さんがなにかを聞いてきてもわからないし、会計も慣れないのでもたもたしていました。
そういえばドイツまでの乗換えで利用したオランダの空港でも、発券の際に何かを問われてたのですがわからずよく外国人が呆れたというような時にする、手を肩のところで広げるポーズとともにふかーいため息をつかれたのでした。
日本だったら、外国人の客がいて、自分たちが言わんとすることが通じなければ、自分たちが悪いとばかりに、身振り手振りで通じるように考えたり、話ができる人を呼んできたり、なんとかするのが普通です。
ましてため息なんてとんでもありません。
「お客様は神様」という教訓今でも息づいていると思います。
姉曰く、ドイツでは、お客さんと店員は同等か、どちらかというと店員がちょと偉い!そうです。
信じられない話ではありますが、お客は必要なものを買わせてもらう、売ってもらうという心情なのだそうです。
スーパーではレジの店員がドーンと座りながらレジをうち、レジを通された品物をお客が急いで袋に入れます。
次のお客さんの品物が打ち始められる前に品物を袋に入れなければいけません。
お客はもちろんズラリと立ってレジに並んでいます。
どんなときでもお客さん優位な日本と比較すると、本当に面食らう光景でした。
姉にとっては帰国時「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「申し訳ございません」という接客風景は、今やくすぐたいほどの親切さに感じるらしいです。
姉の夫(ドイツ)も日本に遊びに来た際、日本語もわからないのに言っていたそうです。
「なんだ?この感じのよさは、なんでも買ってしまいたくなる」と。