海外では相手を不快にさせる接客をしているところが多い・・・
海外に行くと、ホテルやレストラン(超一流ではないところ)の接客が不愛想だと思うことが多いです。
今回は最近行ったウィーンでの経験を書きたいと思います。
まずはウィーンの三つ星ホテルのフロントの横柄さです。
私が到着したのはちょうど正午頃でしたが、フロントはちょうど何かを食べている最中でした。
それはまだしも、名前を名乗って
「チェックインしたいのですが」
と言っているのに、笑顔もなしに
「パスポート出してもらえる?」
とだけ返ってきました。
パスポートを提示すると今度は
「予約が見つからないけどどのサイトから予約したの?」
と言ってくるではありませんか。
答えると無事に見つかりましたが、終始上から物を言ってくるので、ずいぶん不快な気分になりました。
英語でも敬意を表しているかいないかは、英語でいう敬語表現といった言葉遣いだけでなく、声のトーンなどで分かります。
このフロントの態度は明らかにフレンドリーさに欠け、むしろ失礼だろ!と言いたくなるような物言いでした。
一流以外のレストランでも、ウェイターやウェイトレスに基本的にはあまり笑顔は見られず、注文のやりとりなど、終始無表情な顔でした。
最後にチップを支払っても満面の笑顔を見ることはできず、
「気持ちの良い接客だったなぁ。また行きたいな」
などという感想は殆ど抱きませんでした。
料理が美味しい分、接客で損をしていると思いました。
日本で受けることができる接客サービスは世界に誇れるものである
ぶすっとした顔で対応するよりも笑顔で対応した方がお客さんもほっとした気分になりますし、気持ちが良いはずです。
そんなことがなぜ分からないのでしょう。
日本ではレストランの接客係やホテルのフロントなど、到着すると、まずは気持ちの良い笑顔で迎えてくれます。
支払いを済ませて帰るとき、チェックアウトするときも、お客様を大切に思っている、是非また来てくださいという気持ちが伝わってきます。
日本のホテルやレストランでは、スタッフが上から物を言うような横柄な態度に出くわすということは、滅多にありません。
日本にいると接客係の笑顔やお客様を思う心を当たり前のように思ってしまいがちです。
しかし、これは海外では当たり前ではなく、日本の宝だと痛感して帰ってきました。
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