日本文化の「良いところ」「悪いところ」 | JOYJOY〇JAPAN
これまでアメリカ、中国、韓国、タイを訪れた事がありますが、日本の文化が最も良いと感じたところはやはり料理です。
海外の料理は大体が、甘い、辛い、しょっぱい、脂っぽいなどはっきりした味付けが多いですが、日本料理はダシが効いている深みのある味です。
外国人から言わせると物足りないらしく、日本料理に醤油やソースをドバドバとかけて食べる光景を見た事があります。
最近では日本食ブームで世界各地に広がっているようですので、ようやく日本料理のすばらしさが世界に伝わってきたのかなと感じています。
逆に日本の悪いところといえば、物事をはっきり言えない事であったり、外国人から質問された時にその国の言葉で返そうとしてしまう事だと思います。
侍魂としてそれを美徳と考えるのも一つであると思いますが、やはり物事ははっきり伝えないと特に相手との交渉事では通用しないと思います。
良く目にするのが、日本人が海外へ行って人にものを訪ねると、相手は自国の言葉でベラベラとお構いなしに話してきます。
一方日本において外国人が日本人に話しかけた場合、日本語ではなく、英語で返そうとします。
英語に自信がない人はその場から逃げてしまう傾向にあります。
日本人も日本ではどんどん日本語で会話すれば良いのです。
親身になってジェスチャーを交えて会話していけばコミュニケーションは容易に取る事が出来ます。
自分もタイの工場でオペレーターの指導をした事がありますが、ほとんど言葉が通じない世界でも、熱意があれば意思は伝わりました。
印象的であったのが、テレビ番組でコメディアンと帰国子女が海外で外国人に色々訪ねながら目的地へ行くという企画で、帰国子女は英語が堪能な為物事を訪ねる前に少しお話する時間はありますか?など聞いてしまいます。
通行人は、忙しいからダメと言って、避けられます。
一方、コメディアンは全く英語が出来ないため、目的地を連呼しながら後はゼスチャーで会話していきます。
通行人は立ち止まり、何とか理解しようと努めてくれるのです。
その時、やはり言葉よりも熱意が大事なんだなと実感しました。
日本人の悪い所が良く分かった一例です。