日本の道路は世界一「安全」で「綺麗」
私は昨年フランスに移住をし、現在もフランスで生活をしています。
今まで日本にいた時には気付かなかった日本の良い部分・悪い部分を日々の生活の中でとてもよく感じます。
その中でも最も強く感じることが、日本の道路の安全・綺麗さです。
日本の道路は頻繁に工事をしているからか、あるいは工事の技術が高いのか、ガタガタしている箇所があまりなく、ちょっとした穴のようなものが空いているのはほとんど見たことがありません。
それに比べフランスでは、道路の一部が崩れていたり、歩きにくい箇所が多いです。
日本に比べ、全体的に段差が多いような気がします。
健康な人にはそこまで大きな問題はありませんが、足や目の悪い人、それから車椅子の人たちは大変だろうなと感じます。
マナーが街を綺麗にする
また日本では道路を含め、街全体がとても綺麗に衛生的に保たれています。
フランスでは歩道に犬の糞がたくさん落ちており、いつも気をつけて下を向いて歩いていないと踏んでしまいます。
フランスはゴミ箱の設置率は日本よりも高く、街中であれば数十メートルおきに設置されていますが、それなのにタバコやゴミのポイ捨てがとても多いです。
割れたビンが散らばっていたりもするので、誤って踏んでしまうと危険です。
食べ歩きをする人も多いので、その食べカスに鳩が群がっていたりします。
これはマナーの違いからくるものだと思います。
日本ではそこまでゴミ箱の数が多くないのにポイ捨てをする人があまり多くはいないのは、とても感心するところです。
日本は「綺麗を保つ」意識が素晴らしい!
それから日本では、道ばたで死んでしまった動物の死骸は、役所などの行政に連絡をすると当日すぐに処理をしてくれましたが、こちらでは長いこと放置されています。
特に鳩の死骸は週に一度のペースで目にします。
一度は私の住んでいるアパートのすぐ目の前に鳩の死骸があったので、夫が行政に処理をしていただけるように電話をしたのですが、実際に処理をしてくれるまでには2日かかりました。
日本の行政の素早い対応も街の綺麗さを保つ一因なのだなと感じました。
日本に住んでいた頃は特別道路が綺麗だなんて意識をしたこともありませんでしたが、こちらに来てから日々外を歩く度に日本の道路の快適さ・綺麗さを感じます。
「綺麗な場所は、綺麗に保ちたくなる。」
道路を作る技術の高さ、行政の対応の素早さ、人々の意識、その他あらゆる要因があるからこそ、日本の綺麗さが成り立っているのだと思います。
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