【これぞジャポニズム】着物風ドレスがランウェイに登場! | JOYJOY〇JAPAN
「オランピア ル タン(Olympia Le-Tan)」の2016年春夏コレクションで、
日本のキモノテイストを取り入れたドレスが登場!
ランウェイだからこその斬新さだけど、日本人では逆に思いつかないデザインかも?
洋風と和風のミックステイストに心惹かれますね。
日本の花魁(おいらん)を思わせるあでやかな朱赤色をふんだんに取り入れて、
和風ファッションの魅力を最大限に活かしています。
帯にレザーやスパンコールを使うなどして、華やかにゴージャスに進化するドレス。
街中で着るタイプのものではなく、あくまでもデザインとしての面白さが魅力。
デザイナー目線で見るキモノってこんな感じなんですね^^
ワンピースのウエストをベルトから帯に変えるだけで、日本っぽく見えるからフシギ。
また、日本のイラストを写真にしたような総柄もインパクト大!
明らかにニンジャテイストを意識したと思われるワンピース。
麻縄みたいなのが”いかにも”で面白い!そしてマスクは”くのいち”チックです。
目の下の朱赤もジャポニズムを思わせます。
なんと、日本文学のブッククラッチも登場!「BLACK RAIN」=黒い雨。
井伏鱒二の書籍のバッグです。すごくオシャレ!これはちょっと欲しいかも!
ほかにも、三島由紀夫の『仮面の告白』、川端康成の『千羽鶴』、
芥川龍之介の『羅生門』、夏目漱石の『こゝろ』のブッククラッチなどがお目見え。
そして、よく見るとドレスの柄がすごい(笑)!日本女性の髪の結い方一覧みたいな柄。
日本特有の”kawaii文化”もしっかり取り入れられている・・・!
マイメロやキキ&ララなど、キモノとは縁のなさそうなキャラクターも
しっかり押さえてあります。ほかにも招き猫やヤカンの柄など、
日本文化があらゆるディテールで取り入れられたパリコレクション。
一見チグハグに見えるファッションテイストの融合ですが、
デザイナーの手にかかるとこんなにステキに変身するんですね、恐れ入りました!