最初は受け入れられなかった日本のチーズケーキ
アメリカで初めてチーズケーキを食べたとき、あまりにも重いのとこってりしているので、全部食べられませんでした。
日本のベークドチーズケーキを4倍くらい濃縮した感じといえば、どれだけ重いか理解していただけるのではないでしょうか。
でもこれが北米のニューヨークチーズケーキと呼ばれるものです。
未だに私はこのチーズケーキを完食することはできません。
最近日本式の軽い溶けるようなチーズケーキがカナダに進出して話題となっています。
開店当初は行列ができて3時間待ちは当たり前でした。
今でも並んでいる人がいますが、30分くらいで買えるようです。
カナダ人からすると、この口にいれたら溶けるチーズケーキは斬新だったようで、あっという間に知れ渡り、今では店舗も増えています。
駅にも進出して、家に帰る前に買っていく人も多いです。
帰宅ラッシュ時は並んでいる人もかなりいますので、人気の度合いがおわかりいただけますよね。
以前はなんでも大きくて食べごたえのあるものが人気だったみたいですが、日本食の進出の結果、繊細な食べ物も受け入れられてきているように思います。
日本のチーズケーキは日本式として認められてきている
元々この手のチーズケーキはアジア系のベーカリーにはあったのですが、アジア人にしか人気がなかったのです。
でもこの日本のチーズケーキ屋の進出により、新種のチーズケーキがカナダで認められつつあります。
ただのチーズケーキというより、ジャパニーズチーズケーキという風に普段の会話で呼ばれています。
このふわふわで口の中で溶けるチーズケーキは日本式として地位を確立したみたいです。
抹茶チーズケーキや抹茶マドレーヌなども売っているため、抹茶味のデザートも普通の物として認識されつつあるように思います。
以前は日本から買ってきた抹茶味のキットカットを見せると気持ち悪がられました。
ところが、有名になった店が抹茶味の商品を広めてくれているので、買う人も増えています。
本格的に日本式のデザートが市民権を得つつあるのかもしれません。
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