海外の人も認める!食に関する日本の素敵な常識 | JOYJOY〇JAPAN
今、海外で日本の食べ物は「美味しい」」「安全」と評価されることが多いです。
日本も数十年前までは怪しい食べ物や問題もたくさんありましたが、今は世界で一番美味しい食事ができる国です。
水道水が直接飲める日本で育った私が中国で暮らし始めた時に一番困ったのが水です。
今、中国都心部の水道水は綺麗で安全と言われていますが、直接飲む人はまずいないでしょう。
たとえば、自宅でお料理するときに野菜を洗います。
中国ではたとえ水道水で洗っても必ずミネラルウォーターで仕上げます。
外食する時
「厨房では水道水で洗うだけだよね?」
と思いながらも
「他の人もみんな無事に食事しているから。」
と気にしないように生活して慣れてきました。
そして中国では日本のしゃぶしゃぶのように調理する火鍋というものがあります。
近年オシャレな火鍋屋さんも増えて変わってきました。
昔から人気の庶民の火鍋屋さんへ中国人と行きスープを飲もうとした時に
「スープは汚いから飲んじゃダメ。」
と言われました。
「スープは素材に付いた汚れや菌を洗う物だから。」だという理由でした。
お肉の品質管理は怪しいし、お野菜は洗ってないのも当たり前なのです。
日本での鍋のスープは素材の栄養や旨味が詰まっているもので、健康のためにもスープを一緒に食するのが当たり前で、最後のおじやもお楽しみな食事です。
この常識の違いに私は「だから日本人は健康なご長寿が多い。」と思いました。
食の常識の違いはたくさんあります。
レストラン同様、スーパーなども安心安全高級な店もありますが、富裕層や中間層が多い市場での買い物の時です。
トウモロコシが欲しかったので売り場の人に
「新鮮なトウモロコシをください。」
と言って出されたモロコシは髭が茶色くなった物でした。
「いえいえ、髭は普通白いでしょ。」
と言っても
「ほら、髭が付いている状態だから新しいよ。」
と自慢げに髭を撫でていました。
「髭が茶色になったら熟して美味しい時期だよ」
と、私は日本の品種と違うのかな?とそのモロコシを使っていつも料理していました。
市場以外のスーパーなどでのモロコシは髭の多い部分を切って売ってます。
わずかに残った髭を見るとそれも茶色くなっているのがほとんどです。
しかし、今年のモロコシシーズンに入った時には白い髭の物がありました。
「この店なら今年は新鮮なモロコシが食べられる」
と喜んでいましたが、次第に茶色くなった物しかなくなりました。
農家で調べたわけではありませんが、中国ではお野菜の収穫時に一気にまとめて収穫し保管して順次販売されるような物が多いと感じました。
このように食の常識の違いを見ると、日本は美味しいものを美味しい時に安全に健康に食べることが出来て幸せな国だと思います。