海外に行って気付いた「日本の接客サービスの質の高さ」 | JOYJOY〇JAPAN
海外で生活経験のある人はこの違いに気付いたことがあるだろう。
わたしはアメリカとカナダで暮らしていた時期があり、日本の接客サービスの質の高さに改めて気付かされた。
まず、海外に行く際に外資系の航空会社を利用したのだが、その際に驚いた点はフライトアテンダント達が同僚とベラベラお喋りしながら食事の提供をしていたことである。
日本のエアラインを利用したことがある人は分かるだろうが、フライトアテンダントに私語はなく、機敏に業務をこなし、プラスアルファのサービスを心掛けていることがよく分かる。
また、外資系のエアラインは、寝ている乗客をわざわざ起こして、どのメニューがいいか尋ねることが多い。
日本のエアラインでは寝ている場合はそっとしておいてくれて、目を覚ました後、改めて食事を提供してくれるため、外資系エアラインで起こされたときはビックリした。
さて、海外に着き、買い物をすると、自分からお願いしない限り、プレゼント用のラッピングはない。
日本の様に、会計の際にラッピングの有無を質問されることは、海外では滅多にないだろう。
海外では、店が混んでいなくとも1つのラッピングに20分くらい待たされることもしばしばだ。
また、日本のラッピングの綺麗さと手早さは、海外の人なら大抵誰もが驚く。
日本では、選べるラッピングペーバーの種類も豊富な所が嬉しい。
海外では、プレゼントをもらって開ける時は、包装紙をビリビリにしながら開けるので、ラッピングの綺麗さはあまり求めていないのかもいれないと思った。
日本は、サービスを提供する際のルールがきちんと確立されているので、均一的に質が保たれているのだと感じる。
またルールを忠実に守る日本人の気質も、質の高いサービスを提供する際の重要な要素だと思う。
海外の人が日本に観光に来て、形に残る物だけでなく、丁寧なサービスを受け、日本のおもてなしの心を感じて、幸せな気持ちや思い出を自国に持ち帰ってくれれば、日本人としてとても嬉しいことだ。