海外にいて痛感した日本の良い所、悪い所!日本の物について
学生の頃、私は友人と2人でヨーロッパの各地を旅行しました。
その時に海外と日本との様々な違いを感じ、日本の安心安全な生活と、日本人がきちんと列を作って並ぶ礼儀正しさなどを感じました。
私が海外でその違いを目の当たりにする経験をしたのは、ハンガリーのブタペストにある、とある観光スポットを訪れた時のことです。
私たちは、古くからの建物が残るそのスポットを訪れ、様々な文化的な展示物や風景を感動しながら見て回りました。
一通り見て回ったところで、夏の暑い時期で、乾燥した気候のせいかのどがとても乾いてしまいました。
少し腰かけて休めそうな場所があったので、そこに腰かけて飲み物でも飲もうかと思い、ジュースなどが買えるところはないかと探しました。
海外では日本の様にあちこちに自動販売機はありません。
少し不便さを感じながらも、よく見ると小さな売店らしきものがあり、ジュースや軽食を売っていました。
早速ジュースを買おうと、店頭にいた2~3人の他の客の後ろに並び、買う順番を待っていました。
前の人が買い終わり、次は私、と思っていると、現地の人のような言葉を話す人が横からすっと来て先にジュースを買いました。
唖然としていると、また一人、また一人と次々に横から買っていきました。
その日が暑い日だったせいか、振り返ると私の後ろにはジュースを買い求める人がたくさん集まってきていて、その誰もがきちんと列を作って並ぶこともなく我先にと、手を出してジュースを買っていきました。
多くの人が次々に来て、時には肘で人をかき分けて前に出る様子にあまりの迫力を感じ、私はそれをかき分けて買うどころか前に出ることすらできないと思い、その時はジュースを買うのをあきらめて別の場所へ行きました。
日本と違ってハンガリーは大陸性の国民性なのか、きちんと列を作って並んで物を買うという光景はそういえば見られないなと、その後の海外旅行中も様々な場所で感じました。
そうした光景を海外で目の当たりにして日本に帰ると、街のあちこちでみんながきちんと列を作って並んで順番に物を買い求めている光景が見られました。
日本人はなんて礼儀正しいんだろう、日本はなんて公平な社会なんだろうと改めて感心しました。
文化の違いとはいえ、やはり海外からの観光客が日本は過ごしやすくて安心だと思うのも当然だろうと感じました。
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