日本の物とは「雲泥の差」イギリスのサニタリー用品 | JOYJOY〇JAPAN
生理用製品やおりものシートなどのサニタリー用品は日本で買うのが一番いい、とは外国人の友達からの話でよく聞くことです。
今までは「ふーん、そうなのか」くらいの認識でしたが、自分がイギリスで暮らし始めてから「友達の言っていたことはこういうことなのか」ということを実感しています。
イギリスのサニタリー用品は、ドラッグストアのオリジナルブランドからメーカーが作っているものまでいろいろあります。
びっくりしたのは、日本なら個別包装になっている生理用ナプキンやおりものシートが「そのままむきだしで箱に入っている」というようなものがあることです。
旅行なら日本から自分のものを持っていったりしますし、数ヶ月の滞在なら現地で買ってもあまり値段に注意は払わないでしょう。
でも生活するとなると、やっぱりある程度の節約をすることになりますから、一番お得感のあるドラッグストアオリジナルブランドにはよくお世話になります。
サニタリー用品も、必ず使うものですが、日本円で1パッケージ600円近くするメーカーのものから100円以下で買うことのできるドラッグストアオリジナルブランドと様々です。
節約も兼ねて買うということになれば、オリジナルブランドを愛用することになるのですが、これに「そのままむき出しタイプ」が多いのです。
日本ならどんなに安売りのものを買ってもきちんと個別包装されているのが当たり前、取り替えるときには新しく取り出したものの包装ラップに使用後のものを包んで捨てるでしょう。
「箱にむき出しのまま」入っているものだと、それは無理、何より携帯するためにも工夫が必要です。
誰に見せるものでもありませんが、ポーチの中にむき出しのまま入れるのもなんとなく気が引けるのです。
それで、出かけるときには必要なだけの数をハンカチなどで包んで用意していました。
品質についても、「モレない・ムレない・肌触りもよく、かぶれ安い人も安心」が当たり前の日本製品に比べるとちょっと不安です。
薄くても安心できる日本のものに比べると、適当に時間を見計らって取り替えないと不安なイギリスのものは用心するのが当たり前のものなのです。
もちろん、メーカーのものは600円払うだけの価値はあります。
日本と同じ使い心地のものが手に入るからです。
でもかなり贅沢品という気がします。
イギリス人の友達も「普段家で使うのはオリジナルブランド、お出かけのとき用にメーカー品」と使い分けているようです。
何も考えずに適当に選んでも、いたれりつくせりの日本製品が恋しくなることが多いもののひとつです。