日本の「菓子パン」は素晴らしい!
いろいろな国に住んだことがあるのですが、どこの国行っても感じるのが、日本の菓子パンのレベルの高さです。
そもそも、パンを甘い味やいろいろな形でアレンジすることが、海外ではあまりないようです。
アジアでも、ヨーロッパでも、アメリカでもそうでした。
いいところで、デニッシュ系の甘めのパンがある位です。
日本の技術の終結!「日本の菓子パン」
あのふんわりとしたクリームパンや、つやつやっと焼き上がったパン生地の中にポテっとした優しい色合いの黄色いカスタードが覗いているクリームコロネ、外側のクッキー生地はさっくりとなかはしっとりしたメロンパンなど、なかなかお目にかかることはできませんでした。
大都市の場合は、たいていショッピングセンターや町中に、日系のベーカリーがありまして、そこでは日本と同じようなものが並べられています。
菓子パンに飢えていた私には、おとぎの国のようにまばゆい世界でした。
こんがりと焼き上がった菓子パン、甘い匂いの漂う厨房、そこは懐かしい日本そのものでした。
ちょっとお高いので、毎日通うことはできませんでしたが、たまに行っていろいろとある商品の中からいくつか選んで買うのがとても楽しみでした。
日本では、ベーカリーに行かなくても、コンビニやスーパーですら透明のビニール袋に個包装された美味しい菓子パンがどこにでも売っています。
手軽な値段で、どこででも菓子パンにありつける日本は本当に素晴らしいと思います。
あのしっとりとした食感や、見た目の良さなど、日本人の細やかさが集結してこその技術だと思います。
消費の扱い方が商品を「更に良くしている」
それにお店の人の、商品の扱いの丁寧さも関係していると思います。
堅いパンが多い外国では、ベーカリーでの商品の扱いも日本とは比べ物にならないくらい荒いものです。
ああいう扱いでは、ふんわりとした菓子パンはすぐにぐしゃっとつぶれてしまうと思います。
焼き立てのクリームパンなんかは最悪でしょうね。
きっとクリームが飛び出てしまうでしょう。
一つ一つトングで丁寧にビニール袋に入れてくれるサービスまで込みで菓子パンは、日本ならではのお菓子だと思うのです。
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