ベトナムを旅行してみて感じた日本の「良いところ」「悪いところ」 | JOYJOY〇JAPAN
ベトナム・ホーチミンを旅行したのは2014年の正月。
雨季も終わり非常に過ごしやすい時期でした。
まず、空港に降り立つと怪しいタクシーの客引きが寄ってきて声をかけられます。
発展途上国では基本、こうした客引きタクシーはメーターの上昇スピードが異常に早く、ぼったくられる可能性が極めて高いので、良心的なタクシー(ベトナムではVINASUN、Mailinh)を探す必要があります。
日本ではそもそもこんな心配をする必要がありません。
ベトナムでは、ホテルに向かう道々出会うのはタクシーの群れですが、割り込み、クラクション、逆走、歩道の走行、信号無視、たまにノーヘルなど何でもありです。
ベトナム人はとにかく先を急ぎたい人達のようです。
日本では歩行者優先が徹底されていて安心できますが、ホーチミンでは歩道を歩いていて後ろからクラクションを鳴らされてびっくりする経験もしました。
飲食店に入る時、日本であればいらっしゃいませ!お客様は神様です!とおもてなし精神に溢れているのに対し、ホーチミンではそうした掛け声は一切なく、「おー来たか、好きなところに座りたまえ」的態度で接されるのが当たり前でした。
ただしベトナム料理は中華の影響を受けたものがとても多く、日本人の口に良く合います。
価格も安価ですし、提供される水やお茶も不衛生な感じはしません。
また二歳の娘を連れての旅行だったのですが、ベトナム人は一般的に子供が大好きなようで、あるレストランでは娘を抱えて奥に連れて行ったり、従業員一同であやしに来てくれたり、大いに助けてもらいました。
お陰様で妻とゆっくり食事が出来たのですが、日本でこんなことをすると犯罪者扱いされてしまいます。
日本人の短所の一つに積極さが足りないことがあると思います。
土産物屋への道が分からずに困っている時、外国語を話さなければならないストレスからもじもじしながら妻とガイドブックに見入っていると、ベトナム人の方から声をかけてくれました。
親日家ということもあるでしょうが、とても人懐っこいのがベトナム人の特徴です。
日本でも道を聞く場面がありますが、忙しそうに素通りされたり、知らん顔だったり、人に関わることが希薄になっているなと寂しい思いをすることがあります。
これらの経験から思うことは、日本の良い所は安全面でも衛生面でも安心して過ごせること、悪い所は他人に対する関心の無さ、と言ったところでしょうか。