あの「食品サンプル」って日本起源なの!?岐阜県シェア60%! | JOYJOY〇JAPAN
全国の食品サンプルの60%を作っているのが、じつは岐阜県。
食品サンプルってお店のメニューとかで実物そっくりのを見かけますが、
日本が発祥だったとは知らなかったです、私。
でもこういう本物ソックリの手作り製品ってすごく面白いですよね。
で、岐阜にあそびにいったとき、その本拠地に行ってみたんです。
「郡上八幡(ぐじょうはちまん)」という長良川そばの駅で降りると、
食品サンプル工場がいっぱい見えてきます。
その中でも有名な「さんぷる工房」さん。中に入ると・・・
鯛の表面、ぬらぬらしてます(笑)。どうやって作るの・・・!?(企業秘密?)
ウロコもものすごく細やか。間近で見てもリアルです。
裏手にある製作現場もちょっとだけ見せてもらいました。
甘い香りとか漂ってきそう・・・!めちゃくちゃおいしそうなんですが!
これがニセモノだなんて信じられない・・・!
このツヤ感とかサクランボのグラデーション、リアルすぎ!
パンもカニもコンニャクもワサビも、すべて精巧すぎる!
ボキャブラ不足のため、お店に入ってから「すごーい!」しか言ってない私。
この「さんぷる工房」さんでは、食品サンプルの手作り体験ができちゃいます。
小学生の甥がエビの天ぷらを作ってきました。
お店のやさしいお兄さんに丁寧に手伝ってもらって、甥っ子ご満悦でした。
お土産物の食品サンプルストラップがとにかく可愛くて可愛くて・・・!
でもわりとお値段は張ります(笑)。だってプロの作品ですし。
いくつでも欲しかったんですが、お財布と相談の結果、1点だけ買いました(甥に取られちゃったけど)。
甥はお寿司やパフェなどを大量に買ってました。(かなりの散財)
ちなみに、上のスパゲッティが、日本でも有名な職人さんの食品サンプルだそうです。
宙に浮いたフォークがリアル。「さんぷる工房」さんでも・・・
強度も必要だし、匠の技が不可欠っぽいです。
こうすることで、より立体的に、食欲をそそる展示が可能になるんですね。
現在は合成樹脂がメイン材料ですが、昔は石膏や寒天、パラフィンなどで
いろいろ試されてきたみたいです。
飲食店の店先で、こういう実物ソックリのメニューを展示する文化は、日本独自のもの。
ルーツはこの食品サンプルにあったなんて・・・!
日本人、こういう精巧なモノがダイスキですもんね♪
じっさい、郡上八幡のサンプルのお店は、どこも人であふれ返ってました。
隠れたおすすめ観光スポットとして、個人的にイチオシです!