なぜ黒人力士は相撲界を席巻しないの?運動神経抜群な筈なのに・・・ | JOYJOY〇JAPAN
日本の誇る国技・相撲。
ですがさいきんは外国人選手も多く、むしろ日本人力士よりも
モンゴル人力士のほうが強い年も多いほどで、
「国技ってなんだろう?」とときどき思ってしまいます。
もちろん、スポーツに国境はなく、強い者が栄冠を手にするのは世のならい。
ですが、かつては相撲の世界には日本人力士しか存在しなかった筈。
「いったいいつから外国人力士が台頭したんだろう?」と思い調べてみたところ、
高見山大五郎さんという元ハワイ出身の力士さんがいらっしゃったようです。
1964年が初の土俵入りだったそうで、ハワイと日本の友好の懸け橋的存在に。
股割りの際の痛みで「目から汗が出た」という名言を残した人で、
ちゃんこ鍋にケチャップをかけて食べるなど、そのオモシロ行動が取りざたされた人物。
初の外国人力士ということで差別的に扱われたかと思いきや、そうでもなかったとのこと。
世界的に人種差別が横行している中、こういうエピソードを聞くと安心しちゃいますね。
ちなみに、外国人力士が強くなりすぎたあまりに、現在では
”各部屋に1人ずつしか外国人力士を置かない”という決まりができているそうですが、
「それでも黒人力士も登場していいのでは?」と思ってしまいます。
日本人よりも体格や運動神経に優れ、才能に溢れる黒人種の人を見ていると、
「相撲界に入ってくれたらもっと相撲界が活性化するのに」なんて思うのですが・・・?
なんと、1988~2003年の間、力士として活躍した
「戦闘竜(セントリュウ)」名義の黒人の方がいらっしゃったそうです(!)。
近年では格闘技系で活躍されているのだそう。
それでも黒人力士が過去にたった一人・・・少なすぎる気がします。
どうやらウワサでは「相撲取りは髷(まげ)が結えなければならない」という
掟があるそうで、ふつう、縮れ毛だと縮毛矯正などしてマゲを作るのだそうですが、
黒人の方だと髪質的に縮毛が難しく、マゲを結えない人もいるのだそう。
マゲが結えない・・・そんな理由があったとはオドロキの一言!
神聖な国技だけに、”マゲを結う”ということがいかに大事か、ということでしょうか?
しかしアフリカのほうでは、相撲が盛んな国もあるらしく、
まったく相撲をとる文化がない、というワケでもなさそうなんですね。
しかし、相撲取りとして有利な体型が少ない(足が長い、腰の位置が高いなど)ことも
黒人力士の誕生しづらい一因となっているようです。なるほど納得。