コウノトリ折り紙で遊ぶ!そもそもコウノトリと赤ちゃんの関係は? | JOYJOY〇JAPAN
出典 https://ja.wikipedia.org
コウノトリ。”赤ちゃんを運んでくる”という逸話で有名な大型の鳥です。
ツルに似た見た目なので日本特有の鳥かと思いきや、その分布圏は広く、
アジアやロシアなどに生息しているとのこと。
クチバシは長く黒く、脚は赤いのが特徴です。
日本の漫画で「コウノドリ」という産婦人科の実態をリアルに描いた作品が
ドラマ化されて話題になりましたが、
コウノトリはなぜ赤ちゃんを運ぶ幸せのシンボルとされたのか。
これ、意外と知ってるようで知らないネタ。
いかにも日本的なこの逸話、じつは日本発祥ではないんです(ちょっとショック)。
コウノトリ伝説は、ヨーロッパやドイツの古い逸話が元。
子供が欲しいけど恵まれない夫婦のおうちに、コウノトリ(正しくはシュバシコウという種類の鳥)が
巣を作り子を産み育て、巣立ちを大切に見送った夫妻に赤ちゃんが授かった、というお話。
なるほど、だから幸せの鳥とか子宝の鳥と呼ばれるんですね。
宇宙機の名前ともなったことのあるコウノトリ。
空を華麗に舞う姿は荘厳そのもの!特に白黒の羽根が大きく広がる姿には
思わずため息が漏れます。
一時期、乱獲や伐採、誤射などで絶滅の危機だったコウノトリも、
2018年現在では保護増殖が進み、いずれは野生へ戻す試みも始まっています。
コウノトリ伝説は日本のものではありませんが、
コウノトリにまつわる神社は国内に存在しています。
兵庫県豊岡市にある「久久比神社(くくひじんじゃ)」です。
日本書紀には、久久比神社についてのこのような記述があります。
垂仁天皇の30才になる息子「誉津別皇子(ほむつわけのおうじ)」が、
それまでは口をきかなかったのが、コウノトリを目にし「これは何物ぞ」と初めて言葉を口にしたため
この神秘を奉らんと宮を建てた。それが久久比神社である。
日本では唯一のコウノトリにまつわる神社だそうで、
コウノトリデザインの子宝や安産祈願のお守りが人気なのだとか。
コウノトリの郷公園という、コウノトリ研究の公園があります。
コウノトリを繁殖・普及させる機関で、一般人もコウノトリを観察することができます。
そこで売られているのが、コウノトリの折り紙。
折るとリアルなコウノトリが出現するとのことで・・・
ひさびさにツルを折る要領で折り紙開始です!
折り紙って久しく折ってないと、カンタンなものすら折れなくなってますね(笑)
最初の三角形に折る向きを間違うと正しく折れなくなるのでご注意を。
試行錯誤の末、完成!鋭い目つきや羽根の感じがリアルです。
2枚入のリッチな折り紙用紙で、お代の一部はコウノトリの普及に使われます。
コウノトリはつがいで子育てすることで知られており、
オシドリ夫婦のシンボルでもあります。なので、2枚の折り紙でつがい分を折り、
2羽並べて飾ったり吊ったりするのも素敵ですね。
とても優美な霊鳥、コウノトリ。
その霊験にあやかってみるのもいいかも。
origamiという名前で世界でも知られている日本の文化折り紙
【鶴よりカンタン!】折り紙で和風蝶の箸置き♪(参考動画アリ)