日本人たるもの、「忍者の忍び六具」を知っておこうぜ! | JOYJOY〇JAPAN
忍者の忍び道具っていうと、やっぱりおなじみのカタナとか手裏剣とか、
そういうのを思い浮かべちゃうんだけど、じつは違うんだなーコレが!
ってなワケで、忍者さんが昔、闇夜にまぎれてうごめくとき、
いったいどんな持ち物を携帯してたのか、ちょっと調べちゃいました☆
うーん、日本人のクセに、忍者のこと知らなさすぎた自分。
忍者好きを公言したい人は、やっぱり「忍び六具」くらいソラで言えなきゃね!
◆編笠(あみがさ)
編み笠といってもいろいろカタチがあるけれど、旅人用の三角のじゃなくて、
フルフェイス並に顔を覆う四角形タイプのほうです。
托鉢の人とか、隠遁者とかが被るアレですね。いかにも忍びっぽい!
なりすましに便利そう!
◆三尺手拭(さんじゃくてぬぐい)
⇒長さ3尺ほどの木綿の手ぬぐい。鉢巻・頬かぶり・置き手ぬぐい・腰帯などに用いた。
3尺=91センチくらい。ただ頬かむりに使うだけじゃなくて、
ときには武器としても活躍!忍者はこれを手放してはいけないらしい。
◆石筆(せきひつ)
⇒蝋石 (ろうせき) を加工して鉛筆状につくったもの。石盤に文字や絵をかくのに用いる。
忍者は痕跡を残しちゃいけない。だから、伝言を残すときに紙なんて使いません。
そこらへんの石とかに目印を描いて、味方にメッセージを残すときに使う物。別名、矢立(やたて)。
筆&筆入れがセットになった便利な一品。墨壺が付いてるので、すぐに文字や絵が書けるんです。
ふつうに欲しい!
◆打竹(うちたけ)
着火するための石&鉄。どこかに忍び込むときに便利。
ただし着火のとき、音が響いては台無し。というわけで、とても静かに点火できる仕組み。
◆忍薬(しのびぐすり)
眠らずに見張ったり、喉が渇いたりしたときに飲むクスリ。
「忍者も人の子なんだな~」って思えるひと品です。
◆鉤縄(かぎなわ)
麻縄の先に、カギがついてるもの。高いところに登ったり、敵を縛ったり、
さまざまな用途につかえます。
カプコンのゲーム「鬼武者」とかでもこれ、使いまくってました。(>知る人ぞ知るネタ)
参照 http://dictionary.goo.ne.jp/
忍者道具、「なんだか想像してた中身と違う!」って人も多いでしょう。
まさにソレですよ。自分も勘違いしてたクチです。
もっとこう煙玉とか手裏剣とか毒薬とか、
いかにも忍者チックなのが入ってるのかと思ってたのに・・・!
自分もまだまだ忍者修行が足りないな、と感じます。
もちろん、忍者道具にはほかにもいろんな種類のものがあるんだけど、
中でも必須アイテムとされる「忍び六具」をここでは挙げてみました。
忍者は身軽でなくちゃいけない。だから6種類の必須ツールを絞り込んだんでしょうね。
忍者ゴッコとかして遊ぶ人は、「忍び六具」を日常的に携帯してみてはいかがでしょうか。