【日本のUMA】ツチノコ探しに山奥に分け入った子供時代の思い出 | JOYJOY〇JAPAN
ネス湖のネッシーが、じつは人の指だったことが判明して久しい。
世界中の「UMAのうち、どれくらいがねつ造モノなのか気になるところです。
ところで、子どもならだれもが一度はロマンに感じるUMAや妖怪たち。
最近だと「妖怪ウォッチ」流行で、妖怪ブームが再来しました。
ジバニャン、かわいい❤
私の子供の頃にも、妖怪ブームが起きていました。
小学生向け雑誌に「妖怪辞典」の付録があり、
そのとき初めて妖怪やUMAに興味を抱きました。
ケサランパサランにしろ、ツチノコにしろ、遭遇してみたいと本気で願ったものです。
ツチノコは妖怪ではありませんが、
日本で昔から「存在するかどうか」が論議されてきた架空の生き物のひとつ。
いまや都市伝説となったツチノコですが、
もしかしたらそういう新種の生物も実在するかも?と思ってます。
しかも、見つけた人には懸賞金が贈られるとのことで、
子どもだけでなく一部の大人までもが、必死になって探していた時代もあったんです。
学校でも「いる・いない」で議論になっていて、私は女友達と2人で
変質者のウワサが後を絶たない山奥に、親に内緒でツチノコ探しへ出かけたのです。
ツチノコの特徴は、
・ヘビに似ているが腹部が膨れていて平べったい
・すごい跳躍力をもっている
・俊敏である
・獰猛で危険である
とのこと。落ち葉の下などに潜んでいるということで、
虫取り網とカゴを持って、足元の落ち葉を蹴り上げながら探したものです。
しかし、夕方まで血まなこで探しても、ツチノコはおろか、ヘビにすら遭遇しない。
日が暮れたので慌てて下山、後出しで親に報告すると死ぬほど叱られました。
虫取りなどで捕まえられるモノでもないんですよね。蛇に似てるんですから。
子どもって本当に浅はかです。主に私がですが
その後、誰かのエッセイに書かれた
「ツチノコは、草鞋の下にいた蛇を見間違えたものであろう」
という一文にショックを受けた私はそれ以降、
ツチノコ探しに赴くことはありませんでした。
で、ツチノコの正体は外来種のトカゲだとか、食べ物を丸呑みにしたヘビだとか、
諸説さまざまですが、その真実やいかに?