日本の信号機は誰が作っているのか?
先日車を走らせていると、ものすごい稲光と轟音が鳴り響き、
目の前からずっと先の信号機まで、一気に停電。
すべての車が突然ノロノロ運転になり、予備電源も落ちてしまったモヨウ。
幸い交差点の少ない一直線道路だったので、とくに混乱もなく、
ほどなくして電気会社のクルマが猛スピードで現れ、全信号は即復旧。
このあたり、日本は緻密で仕事が早く、有難いものです。
さて、信号機について。信号機って、高い場所にあるので小さく見えますが
天災などで落下したのを見ると、ものすごく巨大なものに見えてビックリします。
あの信号機って、「誰が製造しているんだろう?」と考えたことはありますか?
じつは信号機は「日本信号株式会社」という一部上場会社が製造しており、
国内シェアNO,1となっています。本社は東京です。
鉄道・信号機制御、管制システム、道路センサーなどがメインで、
道路情報の掲示やパーキングシステム、踏切遮断器、自動改札機なども
手がけています。また今話題になっている駅のホームドア設置も行っています。
「日本信号株式会社」・・・初耳ですね。
日本の信号機は見づらい?あのナナメ矢印
我々日本人にはおなじみ、あの青矢印のついた信号機。
矢印は直進、左右、ナナメ方向などがありますが、
最初に道路を走った時は、かなり混乱した記憶。
「もうちょっと分かりやすくならないのかなぁ・・・」などと
ちょっぴり不満を抱いたものですが、慣れてしまえば何ともない。
ですが、このたびのニュースで、日本滞在の韓国の方が、
「日本の信号機のナナメ矢印は見づらすぎる!」と意見していました。
韓国の信号機にも矢印表示はあるのですが、あくまでも横方向しかなく、
ナナメ矢印は存在しないのだそう。また、韓国の信号機は4つの〇があり、
青信号の補助的なものがプラスされているそうです。
アメリカなどでは縦方向に3つの信号色がありますよね。
韓国の4つの表示は珍しいといえるでしょう。
そうそう、日本でも縦型式信号を見かけますが、メインは横型。
韓国も横型メインです。世界基準だとタテ型が圧倒的だそうです。
これについて日本の信号機は、”横長のほうがヒトの視界に入りやすい”とし、
長年横型メインで製造されているそうです。
(※取付位置や横風、車高、街路樹の問題などさまざまな意見アリ)
個人的には、雪の積もりやすさなども関係ある気がしています。
ホントのところはどうなんでしょうね^^
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