アメリカ・サンフランシスコで「家族」に出会って感じたこと
学生時代に夏休みを利用して1カ月ほどアメリカのサンフランシスコ郊外にホームステイをしたことがあります。
サンフランシスコから車で2時間以上も走ったところにある、誰も観光客は来ないような街でした。
それだけにリアルなアメリカ人の生活を体験することができて、貴重だったなあと思っています。
一軒家ばかりが集まっていて、もちろんマンションはありません。
車が無いと始まらないような地域で、静かだなあという印象を持ちました。
最初は3人暮らしだと聞いていて、日本からのおみやげを持っていったものの行ってみると事情が変わったのか、幼い子供も含めて6人ほどが暮らしていてちょっと驚きました。
黒人の家庭で、家自体は一般的な広さで特に6人で住んでも問題はないといった感じでした。
実際にアメリカ人の家庭で暮らすというのはかなり緊張するものです。
日本人ならではの気を遣う癖もありますし、ただその点は経験したことがあるのかなるべくリラックスできるようなおもてなしをしてもらいました。
英語力もそれほどないですし、今考えるとよく行ったなあという気持ちですが、日本に帰ってきて「家族というものをもっと大事にしないといけないなあ」と強く思うきっかけとなりました。
アメリカ人は「家族中心」
とにかく家族が中心で生活は回っていました。
食事はもちろん、休日も基本的には家族で過ごします。
きっとクリスマスも日本では恋人同士というイメージがまだありますが、この家族は一緒に過ごすと思います。
基本的には個人主義ですが、まとまるところはまとまるというバランスはすごいと思います。
夕食は仕事の関係もあったりしてバラバラに食べる時は多いものの、8時ごろから家族全員で車に乗って映画館へ向かう事も数回ありました。
日本ではまず考えられません。
家族と無理に仲良くする必要はないとは思いますが、だいたいの家族は何かしらあるものです。
その状態でも一緒に何かをするということが最終的に家族がまとまるのではないかとも思っています。
スポンサードリンク