【なんと!イタリアで人気の日本食材2位がコレ!】
イタリア大手スーパーで人気の日本の食材の数々。
人気第1位は「しょうゆ」。これはスシ&サシミ人気からもうなづける結果。
しかし、2位の「ゼンパスタ」とは、これいかに???
(ちなみに人気3位はインスタント麺、4位は海苔、5位は日本茶だそうです!)
アルファベットでは「ZenPasta」。ナニコレ?こんなの日本で見たことない!
と思いきや、表記を見てみると、なんと「シラタキ」。
あの日本のシラタキ、なんとイタリアではお洒落に「ゼンパスタ」と呼ばれており、
老若男女問わず知名度も高く、人気の食材なのだそう!
日本から遠く離れた海外で、まさかのシラタキ人気。一体何が起きているのか?
【日本での使い方と異なるイタリアでの調理法が斬新!】
日本のシラタキを使う料理といえば、やっぱり鍋料理!
ほかにも肉じゃがや春雨、サダラなどに用いられてはいるけど、
メインの食材として調理される光景ってあまり見かけませんよね。
なにに、どうやらイタリアではこのシラタキがずいぶんと重宝されているではありませんか。
イタリアでは、日本食の多くは「ヘルシー」だと思われています。
そして、シラタキもそんな食材のひとつ。
それを、パスタのように調理するのが向こうでは当たり前の様子なのです。
パスタ麺に比べると、シラタキのカロリーはなんと25分の1。
しかも食物繊維を多く含んでいるため、お腹にも優しいと大人気なのです。
もちろん、ダイエットに勤しむ人にも絶賛されています。
シラタキは味が絡みやすくサッパリしているので、パスタだけでなく、
たとえばラーメンにしても美味しく食べられます。つまり、いろんな味に対応可能なので、
飽きのこないダイエットフードとして親しまれるというわけなのです。
日本人は健康志向と言われていますが、じつはイタリアは日本以上に健康志向な国。
だから日本のシラタキは、海を渡って今、こんなに愛されていたのです。知らなかった!
【ゼンパスタ=”禅”パスタ!リラックス&平和のイメージで命名】
このゼンパスタが生まれたキッカケとなったのが、ある一人の日本人妻です。
イタリアの食材輸入の職業の男性と国際結婚した日本人女性。
彼女が作ったスキヤキの中に、シラタキが入っていたのを見て男性はひらめきました。
「パスタの代わりにいける!」と。
ところが、生の状態では水分が重すぎて、輸入できなかったんです。
そこへ日本人妻の実家から仕送りされた乾燥シラタキ。
これはもう運命の出会いですよね。
日本のシラタキ製造メーカーと提携したイタリア男性はこうして、
「ゼンパスタ」のムーブメント第一人者となったのです。
日本の思いがけない食材が、遠い国でヘルシー食材として愛されている。
この一事で、我々日本人はすごくうれしくなってしまいます。
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