海外にいて痛感した日本の良い所、悪い所!日本の物について
学生時代に数年間アメリカに住んでみて初めて日本の航空会社の対応は素晴らしいと感じました。
日本ではダブルブッキングという話は、あまり聞きません。
年に何度も空港を利用しますが、日本では台風などでかなりブッキング状態が混乱しているとき以外のそういったトラブルは目にしたことがありません。
しかし、海外では、ダブルブッキングが本当によく起こるようなんです。
なぜか、海外では先に座ったもの勝ちのような雰囲気が否めません。
また、乗務員もおどろきもせず「またか」という感じです。
日本ではこういった場合、まずは丁重に謝罪が一般的ですが、海外は違います。
海外では、「まぁ仕方ないさ」という雰囲気で、次の便を勧められます。
もちろん、乗り継ぎなどで受け入れられない場合は、とにかくはっきり自分の意見を伝えます。
するとそこでやっと、対応してくれます。
海外では、当たり前のことを主張しただけなのに、「迷惑な奴だな」という視線が向けられるのを感じずにはいられません。
海外では、ダブルブッキング以外にも預けた荷物が行方不明になるという事案も発生します。
自宅に帰るときは2,3日遅れてもいいかと思えるのですが、海外旅行となるとそうはいきません。
荷物がないと海外旅行どころではありません。
しかし、海外の航空会社は、それも他人事。
理由がどうであれ「無いものは無いと」と開き直ってます。
簡単なアメニティグッズが入ったポーチを渡され、事務的に滞在先を記入するように言われます。
どんなにねばっても、文句を言ってもどうにもなりません。
そうです、悔しくても納得いかなくても諦めるしかないんです。
ホテルに着いても、気になるのは荷物のことだけ。
何度も航空会社のコールセンターに電話を繰り返しかけて、荷物の状況を確認しました。
それでもはっきりとした回答は得られず、観光も楽しめません。
荷物紛失から3日後、我慢の限界と思い電話したところ、「すでに滞在先に到着済みです。」と信じられない回答が!!
慌てて、ホテルのフロントに確認したところ、フロント後ろの荷物置き場に保管されてました。
届いた時点で連絡してほしいと心から思いましたが、誰にこの不満をぶつけていいのかわからず、ただ荷物を受け取りました。
日本のシステムや対応は本当にしっかりしているし、なによりそれに携わる人たちが的確なのだと思います。
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