海外にいて痛感した日本の良い所、悪い所！日本の物について
私は長年、東南アジアのタイに住んでいますが、一番に日本と違う所は「時間の感覚」です。
日本では当たり前のように、電車は定時に入ってきますし、路線バスにも時刻表があります。
そして、それはとても正確でほぼ時間通りにやって来ます。
これは日本以外の国では、まずありえない事ではないでしょうか。
日本にいるとそれは普通の事であって誰も気にしていないでしょうし、毎日同じ時刻にその電車やバスに乗れることを何の疑いもなく過ごしていることでしょう。
でもこれは外国では普通ではないし、日本が他の国に誇れる素晴らしい事だと思います。
プライベートならまだしも、仕事でも時間が守れないのは最悪です。
タイでは、仕事においても意外と時間が守られることはありません。
日本の中で仕事をして来た人は、このタイでの対応にイライラとしてしまいます。
タイでは約束時間よりも早く到着するという当たり前のことを出来ない人が多いのが現状です。
こんなことは、日本にいたら気付かなかった日本の素晴らしさです。
ちょっと気になる日本の悪い所は、サービスに対する考えがちょっと特殊すぎると言う事です。
日本人は、何でもやって貰うのが当たり前になっていると思います。
外国ではサービスには何でもお金が必要と言う考えが、日本人には抜けてしまっているように感じます。
日本企業の消費者の理不尽な態度まで受け入れてしまう姿勢が、このような結果になっているような気がします。
不便な事に対して何かしてもらい、感謝の気持ちでチップを渡す。
こんなことに対して、日本人がスマートな態度を取れないのは、日本の社会にも問題があるのではないでしょうか。
それでもやはり日本は、素晴らしい国だと感じます。
昨今は凶悪犯罪が増えたとは言え、日本は世界で有数な安全な国なんです。
タイの家の窓には全部、鉄格子がはめ込まれています。
タイでこのようにするのは、外からの進入を防ぐ目的で、もし無かったら安心して暮らせません。
落し物を落としても、たとえお財布を落としても戻ってくるのが日本です。
タイでは100%ありえません。
夜、女性が夜道を一人で歩けるのも日本だからです。
人に騙されることも普通はあまり無いことですが、外国では騙されることの方が多いです。
タイに暮らしてみて、初めて日本は安心して暮らせて人々も誠実で親切だと、心から思うことが出来ました。
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