【姫路城にはニンジャがいると聞いてたのに、なかなか出会えずヤキモキ・・・】
「姫路城のイベントには、ホンモノの忍者たちが闇の中をウロウロする」
と聞いてたので、「いつ逢えるかな~逢いたいな~」と
姫路城イベントにしょっちゅう参加してたんですが、なかなか出会えずヤキモキ。
周りからは「忍者いっぱいいたよ」とか「写真撮ったよ」とか「隠れてるよ」とか
ワクワクする素敵なウワサを耳にしてたので、
「今夜こそは!」と姫路城仲間(←おなじみメンツ)で姫路城観月会に参戦!
この観月会、じつは日本酒が飲み放題!
ただ完全下戸なので今までスルーしてたんだけど、月の夜なら忍者が闇に紛れてるに違いない!
夕方から開宴のお月見会にいそいそと出かけてきました。
お城の入り口に架かる桜門橋を渡ったところに、
なにやら江戸時代トリップ集団のような人影が・・・!
足軽のみなさんです!
忍者じゃないけど、それっぽい雰囲気!わくわくです。
ポーズをキメてみたり、長槍をかざしてみたり・・・何かの練習をされてるようでした。
「門番さくら組」ののぼり旗。城門周辺を警備する足軽さんみたいです。
さらに門に進むと、えっと・・・山伏さん?(左)
巨大なホラ貝を胸にかかえてらっしゃるので、戦闘合図専門の方でしょうか?
そして右の方・・・!縦笛を吹いてらっしゃる!
僧侶かと思ったんですが、白装束にコモみたいなのを被っているんですよ。
調べてみると「白丁」とか「楽人」とかいう雅楽士っぽい?
托鉢僧は笛とか吹きませんもんね?たぶん。
とにかくもう、門前の時点ですでにワクワク感MAXです!
ただ、写真を撮っていいのやら、話しかけていいのやら・・・?
独特の空気が門前に流れていました(笑)。誰もが遠巻きに眺めるばかりです。
【とっぷりと日も暮れ、いかにも忍者が出そうな夜。観月会の始まりです】
姫路城門入ってすぐの三の丸広場から、東の空をのぞむ。
いいアンバイで月が昇っています。雨が降らなくて良かった~!
この木々のシルエットと月夜・・・忍者出現の可能性濃厚とみました。
じつは前もってお抹茶&茶菓子のチケットを入手していたので、
観月会開会の前に、腹ごしらえです。だってお酒飲めないし。
さて、三の丸広場をくまなく忍者探し開始!
すると・・・
忍者さん数名が連れ立って歩いているところを見かけて
「あっ!忍者!」とつい叫んでしまいました。
するとお一人の忍者の方が私の大声に振り返ってくださり、
ツーショットを撮ってくれたんです!それが上の写真。この感動、忘れない・・・!
しかも背景にはライトアップされた姫路城が!記念すべき1枚に仕上がりました。
三の丸広場は月がよく見えるよう、真っ暗な場所があるんですが、
その隅っこを歩かれていた忍者さんは、ほんとに闇夜にまぎれた忍者そのもの!
発見しづらかったです。
でもその後、いろんな色の忍者装束の忍者さんを見かけ、
子供のチビッコ忍者が走りゆくさまも見かけました(可愛かった♪)。
ただ、「女くのいち」だけはいくら探しても発見に至りませんでした~無念!
また、お殿様やお姫様は見つけられませんでしたが、
特設舞台に、姫路城のゆるキャラ「しろまる姫」が!
このキャラは公募で決まったものです。おもちのような顔の上に、
お城上部が乗っかってるカタチ。髪飾りに桜の花。キュートです!
でもこんなに幼いフェイスなのに、しゃべる声がセクシーなオトナ声でびっくりしました。
「わらわは~じゃ」「~してたも」など、お姫様然とした上から目線でしゃべっていました。
というわけで、初めて忍者に出逢えた夜。
大興奮な一夜でございました。ぜひ忍者に逢いにいってたもれ。
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