現代の住宅事情を汲んだ神棚が登場!その名も”ソフト神棚”
昔の日本、とくに商売するおうちには、神棚が必ずと言っていいほど飾ってありました。
私の幼少期育った家にも、商売繁盛を願う神棚が部屋の高い南向きの位置に飾られ、
毎朝家人がお供え物をし、手を合わせていたのを記憶しています。
ですが、最近は商売をするおうちでも、神棚を見えるところに飾っているのを
あまり見かけなくなった気がします。それもそのはず、現代の住宅事情的に
あまり広さがなく、適当な飾り位置が見当たらないことや、
インテリアの洋風化に伴い、神棚のある風景がそぐわなくなってきたことが一因。
また、日本人は世界に比べて無神論者が多いとされ、神道である神棚の需要が
減ったことも一因でしょう。
そんな神棚の衰退に歯止めをかけるがごとく登場したのが「ソフト神棚」。
なんと、柔らかなフェルト生地でできているというからオドロキです。
賃貸暮らしも多く、仕事の事務所などもコンパクト化が進む中で、
洋風インテリアとマッチし、落下しても危なくない神棚が誕生したのです。
意外にカラフル?手作業で丁寧に作られたソフト神棚
”神棚をソフト素材に切り替える”という発想、自分の中にはなかったです。
だって、神棚というとやはり木製で、榊(さかき)の枝を飾り、木札を置き・・・という
伝統的なスタイルが重んじられる、と思い込んでいたから。
ですが、考えてみると神様を祭るキモチに、素材はあまり重要ではないんですよね。
しかも、このソフト神棚は、昔ながらのしきたりをしっかり守った造りとなっています。
カラフルな中に統一感のある仕上がりとなっていて、見れば見るほど引き込まれる世界。
幅185mm、高さ253mm。壁掛け⇔立てかけの2WAYとなっていて、
どんな住宅事情にもマッチします。(自立の場合の奥行は70mm)
凸凹が少なく、お手入れのしやすい形状。価格は8000円弱です。
このとおり、ハトメもついていて、賃貸でも安心。
高い位置にかけても、地震などで落下する危険を避けられます。
現代に蘇る「ソフト神棚」。
榊の枝も生木でなくて済むので、枯れる心配もありません。
現代に即し、合理的な神棚となっているのですね^^
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