【日本人を、そして外国人を魅了してやまない「忍者」という謎の存在】
「忍者」という、謎のヴェールに包まれた存在。
闇にまぎれ、根なし草や浮雲のようにつかみどころがなく、
どこにも所属しない人間たち。想像力をかきたてられます。
本当の名前も素性も分からず、生きた証も残さない。
歴史の教科書にも載っていない忍者たち。とっても神秘的です。日本人として生まれ、日本で育ってきた私ですが、
忍者が実際にいたのかどうか、ものすごく興味があるんですね。
ほんとに実在したんでしょうか?忍者って。エライお殿様は、忍者をたくさん囲っていたのか?
忍者にこっそり消された人間はどのくらいいたのか?
歴史を陰で操っていた忍者は、どんな仕事をしていたのか?
影武者の忍者なんてのも存在したかもしれませんよね。
じつにさまざまなギモンが湧いてきます。で、忍者にくわしい人(?)にハナシをきいてみると、
「忍者と呼んでいいかどうかは分からないが、そういう”忍び”の働きをしたものは実在した」
とのこと。
つまり、『和製スパイ』みたいな者は実際にいたんですね。
エライ人に代わって、汚れ仕事を請け負ったり、諜報役をしたり、情報を集めたり・・・
というのを生業(なりわい)とした人物は実在していたとされ、
日本の歴史を動かすほどの大きな働きをしてたそうなんです。
そういう類の証拠は、古い文献などに残っているとのこと。
ただ、我々が想像する「忍者修行や忍術が実際に行われてたかどうか」ってコトは
いまだに闇の中らしいんですね。
もちろん、「忍び」ですから修行内容が外部に漏れるワケもないんですが。
あああ、すごく気になる・・・!
【実家の2件隣の奥さんが、伊賀のお寺の出身らしいんです。気になります】
忍者のふるさとといえば、「伊賀」&「甲賀」が有名。
で、個人的なハナシになるんですが、
私の実家の2件お隣の奥さん(60代)が、伊賀の大きなお寺の出身なんです。
もう私、この情報を聞いただけで、その奥さんが忍者に見えてきて仕方ないんですよ。
とっても物腰のやわらかい、上品でおっとりした奥様なんですが、
どこかに「忍びの要素」をはらんでいる気がしてならない(笑)。
なごやかな日常の会話をしているときでも、
なんとなく”伊賀忍者な空気”をその奥さんに感じてしまうんです。
しかも、由緒あるお寺の出ということもあり、
(伊賀忍者の末裔なのでは・・・?)とツイ思ってしまうんです。
出典 http://www.iganinja.jp/img/n10.jpg
で、その奥さまと一度そういう話になったときに、
「やっぱり伊賀って・・・忍者がいたような風情、ありますか?」
と勇気を出してたずねてみました。(けっこう恥ずかしい質問)
すると、「うん、あるよ~。」とフツウに返答が(!)。
「それってどんな・・・?」とさらに訊くと、
「うーん、なんていうのかなぁ?なんかこう、当たり前のように、
『昔ここに忍者がいたんやなぁ』っていう空気があるのよ。
言葉にはできひん何かがあるよ。一回行っておいで~」
とのこと(笑)。
ものすごくアイマイなお答えだったんですが、
そこに育った人(甲賀者)にしか分からない真に迫る何かが
言葉の中に感じられました。(物証は得られなかったけど)
出典 http://www.iganinja.jp/about/ninja.html
伊賀の里周辺は、とにかく自然に恵まれているそうで、
その地の利を活かして、伊賀忍者はきびしい体術の訓練を行ったとされています。
とにかく一年中、なにかしらの忍者イベントが催されているとのこと。
出典 http://www.iganinja.jp/about/index.html
いいなぁ、伊賀出身だなんて!
なんだかそれだけで風情があるではありませんか。
もしかしたら、ご先祖様は忍者だったかもしれない・・・なんてワクワクです。
その奥さまのご実家の敷地内には蔵があるそうなんですが、
探せば巻き物の1つや2つ、出てきそうな気がしますよね。
いいですよね~忍術の巻き物とか。浪漫を感じずにいられません。
きっと伊賀忍者が口にくわえて、火遁の術とかやってたんですよ。
現代日本でももしかしたら忍者の末裔が暗躍してるんじゃ・・・!?
とか考えると、トキメキを禁じ得ません。
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