海外では「チップ」が当たり前
7年前に仕事のヨーロッパ研修旅行として、ローマとウィーンに行きました。
家族旅行でオセアニアや東南アジアに行ったことはありますが、どちらかといえばリゾート地で、このような街の海外旅行は初めてでした。
行く前から、イタリアはすりが多いから気を付けるように、などとガイドブックにも書いてあり、内心ドキドキしながら到着しました。
空港からは団体旅行の強みで、すぐバスにホテルに直行です。
夕食が出ましたが、時差があり日本時間にすると夜中の2時か3時ぐらいになっていたと思います。
次の日は、ベッドメイキングのチップを置き、日本人の現地ガイドさんつきの観光に出かけました。
団体行動なので安心です。
レストランでのトイレにもチップが必要で、つくづく日本の良さを感じました。
地下鉄で起きた恐怖の出来事
そうして、自由行動の日。
数人のグループで美術館に行こうということになり、恐々地下鉄に乗りました。
もう、切符の買い方から不安でしたが何とかクリアして乗車。
かたまって車内に乗り、目的地で無事下車してほっとしたものの、なんと一人の人がかばんをざっくり切られていました!気が付かないうちに切られたようで、幸い切られたところには何も入っていず助かりました。
目的の美術館に行き、ちょっと休憩をと、バールでコーヒーをと思っても日本のような飲みやすいコーヒーはなくて濃いエスプレッソだけです。
日本のコーヒーは「アメリカーノ」と言って観光客用に作ってあるところもあると聞きました。
ここでもチップが必要で、日本の買い物の安心さが本当にありがたいと思いました。
海外のタクシーはいい加減?!安全な国「日本」
そして、帰りは暗くなり、地下鉄もこわいのでタクシーにしようということになり、4人ずつに分かれて3台のタクシーに乗りました。
ほぼ同じ場所から乗って、同じホテルまで乗ったのです。
タクシーのドライバーにもチップを渡し、ホテルに戻ってタクシー代を割り勘にするためみんなで金額を確認すると3台とも、大幅に金額が違うのです。
メーターがあったかどうかも誰も覚えていませんし、どの金額が適正かもわかりません。日本ではありえないことだと思いました。
外国客だから料金をごまかそうという運転手さんもたぶんいないと思います。
ローマは遺跡や美術館、教会や街並みが美しくすばらしいところですが、やっぱり安心して旅行ができる日本の良さを痛感しました。
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