ほんとは何が正しいの?歴史で習ったことが覆される日
卑弥呼。学校で習った卑弥呼と、さいきんの卑弥呼イメージが
ずいぶんかけ離れてきていることを知って、愕然。
なんでも最近では「卑弥呼=アイドル、歌手、天気予報士」ではないかという
憶測がされているというからオドロキ。そんなの聞いてない・・・!
恐竜の羽毛や体色にしろ、遺跡にしろ、試験のために勉強したことが
次々と覆される昨今。今度は卑弥呼様か・・・!
私が学校で習った卑弥呼は・・・
さまざまな予言をピタリと当てる邪馬台国の女王。
炎の上を歩き、滝に打たれ、雨を降らせるために祈祷し、
執政し、見目麗しく、海外から取り寄せた銅鏡を使って化粧し、
孫の壱与(台与?)を後継にし、卑弥呼の墓には召使い千人が
生き埋めにされた・・・という謎めいた伝説の女性、卑弥呼。
手塚治虫の「火の鳥 黎明編」で読んだそのままの卑弥呼のイメージです。
ですが、卑弥呼はじつは単なるカワイイアイドルであり、
踊りや歌が上手く、持てはやされた大人気の女優的存在だったという説が出ています。
もしくは、「天気を読めたから神格化された」という説も・・・(笑)
私が長年信じてきた卑弥呼像とまったく違ってきている・・・?
何が一体本当なんでしょうね^^
千年以上も昔の卑弥呼ネタは信ぴょう性が薄い?
卑弥呼らしき人物は、国内外のさまざまな古い書物に多く登場します。
ですが、卑弥呼が実在したかどうかは、現代の我々には立証のしようもなく、
しかも卑弥呼がモデルとなった女性は数多く推察されていて、
一体どれがホンモノだったのか、定かではありません。
しかし、卑弥呼がもしAKB48みたいに”歌って踊れるアイドル”だったとしたら、
なかなか面白い想像が膨らんできます。
自分が歴史で習った卑弥呼の出で立ちは、頭にハチマキ、榊玉串(さかきたまぐし)を振り、
白い着物のような装束を身に着けた黒髪ロングヘアのセクシーな女性。
それがもし、当時の最先端のアイドル衣装だとしたら、卑弥呼をあがめた群衆は
卑弥呼推しのオタクさんだったかもしれない。
お布施=貢物だったかもしれないし、大きなお金が卑弥呼のまわりで渦巻いていたことは
想像に難くありません。さらに、雨乞いもできちゃうアイドルだったとしたら・・・?
ものすごくレアで、誰もがひれ伏したくなるでしょう。
その様子を海外勢が見たら、「邪馬台国の女王は卑弥呼である」となるかもしれない。
後継者である壱与(台与)は、「私も同じように卑弥呼様みたいになりたい!」と
願っていたとしたら、それもまた現代のアイドル志望女子に通じるような何かがある。
卑弥呼が雨乞いで歌い踊るのを見て、群衆が手にして振っているのは
ペンライトではなく、ロウソクの灯りだったかもしれない。
そう考えると、まったく想像とは異なるもう一つの卑弥呼像が浮かび上がってきます。
卑弥呼が雨乞いライブとか握手会とかしてたなら、それはそれで素敵な展開。
ただ、「私が日本の歴史マンガで必死に覚えてきた内容はなんだったのか?」と
ちょっと空しいものがありますが・・・(笑)。真実は今後も永遠に闇の中?
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