口がない蚕(カイコ)は天皇家宮中で働き生を終えるか弱き生き物

口がない蚕(カイコ)は天皇家宮中で働き生を終えるか弱き生き物

出典 https://ja.wikipedia.org

はじめて蚕の存在を知ったときは衝撃でした。「口がない」というのです。

「じゃあ、どうやって食べ物を摂取するのか?」と思ったら、

食べずに短い生を終えるとのこと。

 

しかも、人の手で品種改良されたこの生き物、自然界では到底生きられない仕組みで、

成体のカイコガを桑の葉にとまらせても、風が吹いただけですぐ落下してしまうのだそうで・・・。

 

翅(はね)はついてるものの、羽ばたくのが精いっぱいで、飛行することはできない。

10日ほどの寿命しかなく、セミよりも短命。繭を作るor次世代を産むだけの生涯なのです。

 

なんともか弱い生き物。有数の”家畜化された昆虫”として、カイコは存在しているんですね。

 

出典 https://ja.wikipedia.org

シルク(絹)となるカイコの繭。糸を取るときに繭は茹でてしまうので、

カイコはこの中で生を終えてしまいます。とっても切ないですね・・・。

卵を産むためのカイコは成体になりますが、この姿がまた愛らしく、自宅で飼う人も

いるとのこと。カイコって皇室の特権かと思ってましたが、一般人も触れられるんですね。

白くふわふわした姿にノックアウトされる人続出。サイズ感もいいですね。

 

一生懸命お仕事をし、生きて死んでいく・・・儚いですが頑張りやさんです。

ガが苦手という方でも、「カイコガなら話は別」となるのも頷けます。

 

もしこんなカワイイ昆虫が自然に飛び回っていたら、

私も確実に連れ帰る自信がありますね。

 

 

養蚕業は皇室で行われていた!日本書紀に記述あり

 

鎖国政策が解かれ、貿易を始めたころの日本では、

生糸・茶・蚕種の3大品目が主な収益だったそうです。中でも生糸は最大の輸出品目。

 

日本の経済発展に大きく貢献したのは、天皇家ご養蚕所のお陰だったのですね。

 

昔から連綿と受け継がれてきた養蚕業は、日本書紀の記述によると

5世紀後半頃、天皇家によって始められたとのこと。(養蚕そのものは3世紀頃から)

 

当時の后妃さまが自ら桑の葉を摘まれたのが始まりだそうで、正式な天皇家のご養蚕は

明治に入ってからのこと。現在の皇后さまも携わっておられるそうです。

 

皇居内には紅葉山という養蚕所があり、あの眞子様もお手伝いされているとのことです。

 

天皇家に代々関わる繭。神秘的な存在ですが、働くばかりで短い生を終える蚕について、

皇后さまのお詠みになった句があります。

 

 

時折に糸吐かずをり薄き繭の

中なる蚕疲れしならむ

 

おやさしさに溢れた句ですね^^

 

 

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